MySQLのテーブルから無効なメールアドレスを抽出する方法
MySQLのテーブルに保存されたデータの中から、無効なメールアドレスを検出したいケースは少なくありません。そんなときに便利なのが、LIKE演算子の否定形である「NOT LIKE」を使った方法です。以下の構文を使用することで、無効なメールアドレスのリストを簡単に抽出できます。
SELECT yourColumnName FROM yourTableName WHERE yourColumnName NOT LIKE '%_@_%._%';
この構文では、「@」が含まれていないメールアドレスや、「@」の後にドット「.」が存在しないメールアドレスを無効なものとして判定します。パターン「%_@_%._%」は、「1文字以上の文字列 + @ + 1文字以上の文字列 + ドット + 1文字以上の文字列」という、メールアドレスの基本的な形式を表しています。
実際の動作を確認するために、サンプルテーブルを作成しましょう。以下のクエリでテーブルを作成します。
mysql> create table FindInvalidEmailAddressDemo
-> (
-> Id int NOT NULL AUTO_INCREMENT,
-> Name varchar(20),
-> EmailAddress varchar(40),
-> PRIMARY KEY(Id)
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.75 sec)次に、INSERTコマンドを使ってテーブルにレコードを挿入します。この例では、検証用として意図的に無効なメールアドレスもいくつか登録しています。まずは登録したデータを確認してみましょう。
mysql> select *from FindInvalidEmailAddressDemo;
以下が出力結果です。
+----+-------+-------------------+ | Id | Name | EmailAddress | +----+-------+-------------------+ | 1 | John | John12@gmail.com | | 2 | Carol | Carol@hotmail.com | | 3 | Mike | 123Mike@gmailcom | | 4 | Bob | Bob909hotmail.com | | 5 | David | David@gmail.com | +----+-------+-------------------+ 5 rows in set (0.00 sec)
テーブルの内容を見ると、3番目の「123Mike@gmailcom」は「@」の後にドットがなく、4番目の「Bob909hotmail.com」は「@」自体が存在しません。この2つが無効なメールアドレスに該当します。
それでは、無効なメールアドレスを抽出するクエリを実行してみましょう。
mysql> select EmailAddress from FindInvalidEmailAddressDemo -> where EmailAddress NOT LIKE '%_@_%._%';
実行結果として、無効なメールアドレスのリストが以下のように表示されます。
+-------------------+ | EmailAddress | +-------------------+ | 123Mike@gmailcom | | Bob909hotmail.com | +-------------------+ 2 rows in set (0.00 sec)
このように、NOT LIKE演算子とパターン「%_@_%._%」を組み合わせることで、形式が不正なメールアドレスを簡単に特定できます。ただし、この方法はあくまで基本的な形式チェックにとどまるため、より厳密なバリデーションが必要な場合は、正規表現を扱えるREGEXP演算子の活用も検討するとよいでしょう。
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