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【MySQL】GROUP BY HAVING句で複数回出現する値とその出現回数を表示する方法

テーブル内で複数回出現している値だけを抽出し、その出現回数を一緒に表示したい場合は、GROUP BY句HAVING句を組み合わせることで実現できます。

この記事では、実際にサンプルテーブルを作成し、重複している値とそのカウント数を取得するクエリの手順を解説します。

1. サンプルテーブルの作成

まず、以下のようにテーブルを作成します。

mysql> create table DemoTable673(
    Id int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
    Value int
);
Query OK, 0 rows affected (0.59 sec)

2. テストデータの挿入

INSERT文を使って、いくつかのレコードを挿入します。意図的に「10」と「20」を複数回登録している点に注目してください。

mysql> insert into DemoTable673(Value) values(10);
Query OK, 1 row affected (0.21 sec)
mysql> insert into DemoTable673(Value) values(20);
Query OK, 1 row affected (0.18 sec)
mysql> insert into DemoTable673(Value) values(10);
Query OK, 1 row affected (0.10 sec)
mysql> insert into DemoTable673(Value) values(30);
Query OK, 1 row affected (0.12 sec)
mysql> insert into DemoTable673(Value) values(20);
Query OK, 1 row affected (0.09 sec)
mysql> insert into DemoTable673(Value) values(10);
Query OK, 1 row affected (0.08 sec)
mysql> insert into DemoTable673(Value) values(10);
Query OK, 1 row affected (0.28 sec)

3. テーブルの内容を確認

SELECT文ですべてのレコードを表示してみましょう。

mysql> select *from DemoTable673;

実行結果は以下の通りです。

+----+-------+
| Id | Value |
+----+-------+
|  1 |    10 |
|  2 |    20 |
|  3 |    10 |
|  4 |    30 |
|  5 |    20 |
|  6 |    10 |
|  7 |    10 |
+----+-------+
7 rows in set (0.00 sec)

この時点で、「10」は4回、「20」は2回、「30」は1回だけ出現していることがわかります。

4. 複数回出現する値のみを抽出するクエリ

ここが本題です。値ごとにグループ化したうえで、HAVING句を使って出現回数が2回以上のグループだけを絞り込みます。

mysql> select Id,count(*) as myValue from DemoTable673 group by Value having count(*) > 1;

実行すると、次のような結果が得られます。

+----+---------+
| Id | myValue |
+----+---------+
|  1 |       4 |
|  2 |       2 |
+----+---------+
2 rows in set (0.00 sec)

クエリのポイント解説

  • GROUP BY Value: Value列の同じ値ごとに行をグループ化します。
  • count(*) as myValue: 各グループの行数(=出現回数)を「myValue」という別名で取得します。
  • HAVING count(*) > 1: 集計後の結果に対して条件を適用し、1回しか出現しない値(この例では「30」)を除外します。

なお、WHERE句ではなくHAVING句を使うのが重要なポイントです。WHERE句は集計前の個々の行に対するフィルタリングに使われるため、COUNT()などの集計関数の結果に対して条件を指定することはできません。集計後の結果を絞り込む際は、必ずHAVING句を使用しましょう。

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