MySQLでテーブルを作成しTIMESTAMPDIFF()関数を実装する方法
TIMESTAMPDIFF()関数とは
MySQLのTIMESTAMPDIFF()は、2つの日付や日時(datetime)式の差を計算するための関数です。「SECOND」や「MINUTE」などの単位を指定することで、その単位における差分を整数値として取得できます。
本記事では、実際にテーブルを作成しながら、TIMESTAMPDIFF()を使って出勤時間と退勤時間の差(秒数)を自動計算する方法を解説します。
1. テーブルの作成
まず、勤怠データを格納するテーブルを作成します。「PunchInTime(出勤時刻)」と「PunchOutTime(退勤時刻)」のdatetime型カラムに加え、TIMESTAMPDIFF()とABS()を組み合わせた生成カラム「Details」を定義するのがポイントです。
mysql> create table DemoTable665(
PunchInTime datetime,
PunchOutTime datetime,
Details INT(11) AS (ABS(TIMESTAMPDIFF(second,PunchInTime,PunchOutTime)))
)ENGINE=MyISAM;
Query OK, 0 rows affected (0.23 sec)
ABS()を使用しているのは、時刻の前後関係に関係なく常に正の値(絶対値)で差分を取得できるようにするためです。
2. レコードの挿入
続いて、INSERTコマンドを使ってテーブルにレコードを挿入します。このとき、「Details」カラムには値を指定せず、出勤時刻と退勤時刻のみを挿入します。
mysql> insert into DemoTable665(PunchInTime,PunchOutTime) values('2019-09-21 9:30:10','2019-09-21 04:34:56');
Query OK, 1 row affected (0.05 sec)
mysql> insert into DemoTable665(PunchInTime,PunchOutTime) values('2019-11-11 10:00:20','2019-11-11 05:30:16');
Query OK, 1 row affected (0.04 sec)3. レコードの表示
SELECT文を実行して、テーブル内のすべてのレコードを確認しましょう。
mysql> select *from DemoTable665;
上記のクエリを実行すると、次のような結果が出力されます。
+---------------------+---------------------+---------+
| PunchInTime | PunchOutTime | Details |
+---------------------+---------------------+---------+
| 2019-09-21 09:30:10 | 2019-09-21 04:34:56 | 17714 |
| 2019-11-11 10:00:20 | 2019-11-11 05:30:16 | 16204 |
+---------------------+---------------------+---------+
2 rows in set (0.00 sec)
実行結果のポイント
出力結果を見ると、「Details」カラムに出勤時刻と退勤時刻の差が秒単位で自動的に計算されて格納されていることがわかります。
- 1行目:17,714秒(約4時間55分)の差
- 2行目:16,204秒(約4時間30分)の差
このように生成カラムを活用すれば、INSERT時に明示的に値を指定しなくても、TIMESTAMPDIFF()による日時の差分計算を自動化できます。勤怠管理システムなどで勤務時間を算出したい場合に非常に便利な手法です。
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