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MySQLでvarchar型フィールドに格納した数値を比較する方法

MySQLでは、数値がvarchar型(文字列型)のフィールドに保存されている場合、そのまま比較すると文字列として扱われ、期待どおりの結果が得られないことがあります。このようなケースでは、CAST()関数を使って数値型に変換してから比較します。ここでは、具体的な手順をサンプルとともに解説します。

サンプルテーブルの作成

まず、テーブルを作成します。StudentScore列はvarchar型として定義し、数値を文字列として格納できるようにしています。

mysql> create table DemoTable
    -> (
    -> StudentId int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
    -> StudentScore varchar(100)
    -> );
Query OK, 0 rows affected (0.66 sec)

レコードの挿入

insertコマンドを使って、テーブルに複数のレコードを挿入します。

mysql> insert into DemoTable(StudentScore) values('90');
Query OK, 1 row affected (0.21 sec)

mysql> insert into DemoTable(StudentScore) values('100');
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)

mysql> insert into DemoTable(StudentScore) values('56');
Query OK, 1 row affected (0.10 sec)

mysql> insert into DemoTable(StudentScore) values('98');
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)

レコードの確認

selectステートメントを実行して、テーブル内のすべてのレコードを表示します。

mysql> select *from DemoTable;

出力結果

+-----------+--------------+
| StudentId | StudentScore |
+-----------+--------------+
|         1 | 90           |
|         2 | 100          |
|         3 | 56           |
|         4 | 98           |
+-----------+--------------+
4 rows in set (0.00 sec)

varcharフィールドでの数値比較

varchar型のフィールドに格納された数値を正しく比較するには、CAST(StudentScore AS SIGNED)のように符号付き整数型へ変換してから条件を指定します。以下がそのクエリです。

mysql> select *from DemoTable where CAST(StudentScore AS SIGNED) > 91;

出力結果

+-----------+--------------+
| StudentId | StudentScore |
+-----------+--------------+
|         2 | 100          |
|         4 | 98           |
+-----------+--------------+
2 rows in set (0.00 sec)

解説のポイント

varchar型のまま「91より大きい」という条件で比較すると、文字列同士の比較(辞書順)が行われるため、意図しない結果になる恐れがあります。たとえば文字列比較では「90」が「100」より大きいと判定されてしまいます。CAST()でSIGNED(符号付き整数)に変換すれば、数値としての正しい比較が可能になります。

なお、実運用のシステムでは、数値のみを扱う列はint型などの数値型で定義することが推奨されます。varchar型の利用は、既存システムの都合や外部データの取り込みなど、やむを得ない場合にとどめるのが望ましいでしょう。

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