MySQLにシングルクォート(')などの特殊文字を挿入する方法
MySQLにシングルクォート(')のような特殊文字を挿入するには、エスケープ文字「\'」を使用する必要があります。エスケープ処理を行わないと、文字列の区切りと誤認識され、構文エラーが発生してしまいます。
基本構文
insert into テーブル名(カラム名) values('値\'s');実際の使用例
それでは、具体的な例を見ていきましょう。まずはテスト用のテーブルを作成します。以下がテーブル作成のクエリです。
mysql> create table AvoidInsertErrorDemo -> ( -> Id int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY, -> Sentence text -> ); Query OK, 0 rows affected (0.53 sec)
テーブルが作成できたら、INSERTコマンドを使ってシングルクォートを含む文字列を挿入してみます。エスケープ文字「\'」を使うことで、エラーなく挿入できます。
mysql> insert into AvoidInsertErrorDemo(Sentence) values('a woman\'s hat');
Query OK, 1 row affected (0.16 sec)
mysql> insert into AvoidInsertErrorDemo(Sentence) values('Mrs. Chang\'s house');
Query OK, 1 row affected (0.31 sec)挿入結果の確認
SELECT文を使って、テーブル内のすべてのレコードを表示します。
mysql> select *from AvoidInsertErrorDemo;
実行結果は以下の通りです。シングルクォートが正しく保存されていることが確認できます。
+----+--------------------+ | Id | Sentence | +----+--------------------+ | 1 | a woman's hat | | 2 | Mrs. Chang's house | +----+--------------------+ 2 rows in set (0.00 sec)
補足:その他のエスケープ方法
バックスラッシュによるエスケープ以外にも、以下の方法で特殊文字を扱えます。
- NO_BACKSLASH_ESCAPESモードの場合: シングルクォートを2つ重ねて('')記述することでエスケープできます。
- パラメータ化クエリ(プリペアドステートメント): アプリケーション側からSQLを実行する場合は、プレースホルダを使用することで、エスケープ処理を自動化でき、SQLインジェクション対策にもなります。
特にWebアプリケーションでユーザー入力を扱う場合は、プリペアドステートメントの利用を推奨します。
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