MySQLでテーブルにデータを挿入するストアドプロシージャの作成方法
MySQLでは、ストアドプロシージャを利用することで、テーブルへのデータ挿入処理を再利用可能な形でまとめることができます。本記事では、実際にテーブルを作成し、データを挿入するためのストアドプロシージャを定義して呼び出すまでの一連の手順を解説します。
1. 挿入先となるテーブルを作成する
まず、データを挿入するためのテーブルを用意します。以下の例では、Id・Name・Age の3つのカラムを持つテーブル「insertDataUsingStoredProcedure」を作成しています。
mysql> create table insertDataUsingStoredProcedure
-> (
-> Id int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY ,
-> Name varchar(20),
-> Age int
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.51 sec)
Idカラムには AUTO_INCREMENT を設定しているため、レコードを挿入する際にIdを指定しなくても自動的に連番が採番されます。
2. データ挿入用のストアドプロシージャを作成する
続いて、引数として受け取った値をテーブルに挿入するストアドプロシージャを作成します。プロシージャ本体を記述する際は、文の区切り文字(デリミタ)を // などに変更しておくと、BEGIN〜END 内のセミコロンが誤って解釈されるのを防げます。
mysql> DELIMITER //
mysql> CREATE PROCEDURE StoredProcedureInsertData(IN StudentName varchar(100),IN
StudentAge int)
-> BEGIN
-> insert into insertDataUsingStoredProcedure(Name,Age) values (StudentName, StudentAge );
-> END
-> //
Query OK, 0 rows affected (0.13 sec)
mysql> DELIMITER ;
この例では、IN パラメータとして「StudentName」(varchar型)と「StudentAge」(int型)の2つを受け取り、BEGIN〜END の中でINSERT文を実行しています。作成後は DELIMITER ; を実行して、デリミタを元に戻すことを忘れないようにしましょう。
3. ストアドプロシージャを呼び出してデータを挿入する
作成したプロシージャは、CALL 文を使って呼び出します。以下の例では、「Chris」という名前と年齢「24」を渡してレコードを挿入しています。
mysql> call StoredProcedureInsertData('Chris',24);
Query OK, 1 row affected (0.18 sec)
4. 挿入結果を確認する
最後に、SELECT文を実行してデータが正しく挿入されたかどうかを確認します。
mysql> select * from insertDataUsingStoredProcedure;
実行結果は以下の通りです。
+----+-------+------+ | Id | Name | Age | +----+-------+------+ | 1 | Chris | 24 | +----+-------+------+
Nameカラムに「Chris」、Ageカラムに「24」が登録され、Idには自動的に「1」が採番されていることがわかります。
まとめ
このように、ストアドプロシージャを使えばINSERT処理をひとまとめにできるため、アプリケーション側からは単純なCALL文だけでデータ挿入を行えるようになります。同じ挿入処理を何度も実行する場合や、SQLのロジックをデータベース側に集約したい場合に非常に有効な手法です。
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