MySQLでGROUP BYとSUM()を使って列の各一意の値ごとの合計を取得する方法
MySQLで別の列の一意の値ごとに合計を求めるには?
MySQLでは、集計関数SUM()とGROUP BY句を組み合わせることで、ある列に含まれるそれぞれの一意(ユニーク)な値に対して、別の列の合計値を簡単に取得できます。これは売上データやログデータなど、カテゴリ別・ID別に数値を集計したい場面で非常に役立つテクニックです。
この記事では、実際にテーブルを作成し、サンプルデータを挿入しながら、具体的な手順を解説します。
1. テーブルの作成
まず、動作確認用のテーブルを作成しましょう。以下のクエリを実行します。
mysql> create table SumOfEveryDistinct -> ( -> Id int not null, -> Amount int -> ); Query OK, 0 rows affected (0.59 sec)
このテーブルは「Id」と「Amount」という2つの整数型カラムを持ちます。
2. サンプルデータの挿入
次に、INSERT文を使ってレコードを挿入します。ここでは、同じIdが複数回登場するようにデータを用意しています。
mysql> insert into SumOfEveryDistinct values(10,100); Query OK, 1 row affected (0.19 sec) mysql> insert into SumOfEveryDistinct values(11,200); Query OK, 1 row affected (0.20 sec) mysql> insert into SumOfEveryDistinct values(12,300); Query OK, 1 row affected (0.14 sec) mysql> insert into SumOfEveryDistinct values(10,400); Query OK, 1 row affected (0.20 sec) mysql> insert into SumOfEveryDistinct values(11,500); Query OK, 1 row affected (0.10 sec) mysql> insert into SumOfEveryDistinct values(12,600); Query OK, 1 row affected (0.13 sec) mysql> insert into SumOfEveryDistinct values(10,700); Query OK, 1 row affected (0.10 sec) mysql> insert into SumOfEveryDistinct values(11,800); Query OK, 1 row affected (0.18 sec) mysql> insert into SumOfEveryDistinct values(12,900); Query OK, 1 row affected (0.19 sec)
3. 挿入したデータの確認
SELECT文ですべてのレコードを表示して、データが正しく登録されているか確認します。
mysql> select *from SumOfEveryDistinct;
実行結果は以下の通りです。
+----+--------+ | Id | Amount | +----+--------+ | 10 | 100 | | 11 | 200 | | 12 | 300 | | 10 | 400 | | 11 | 500 | | 12 | 600 | | 10 | 700 | | 11 | 800 | | 12 | 900 | +----+--------+ 9 rows in set (0.00 sec)
Id「10」「11」「12」がそれぞれ3回ずつ登場していることがわかります。
4. GROUP BYで一意の値ごとの合計を取得する
それでは本題です。SUM()関数とGROUP BY句を使って、IdごとのAmountの合計を求めます。
mysql> select Id, sum(Amount) as TotalSum from SumOfEveryDistinct -> group by Id;
実行結果:
+----+----------+ | Id | TotalSum | +----+----------+ | 10 | 1200 | | 11 | 1500 | | 12 | 1800 | +----+----------+ 3 rows in set (0.00 sec)
結果の解説
- Id = 10:100 + 400 + 700 = 1200
- Id = 11:200 + 500 + 800 = 1500
- Id = 12:300 + 600 + 900 = 1800
このように、GROUP BY IdによってIdの値ごとに行がグループ化され、各グループ内でSUM()関数がAmountの合計を計算します。as TotalSumの部分は、集計結果の列にわかりやすい別名(エイリアス)を付けています。
まとめ
ある列の一意の値ごとに別の列の合計を求めたい場合は、SUM() + GROUP BYの組み合わせが基本となります。SQLの集計処理の中でも最もよく使われるパターンの一つなので、ぜひマスターしておきましょう。なお、条件を絞りたい場合はWHERE句を、集計後の絞り込みが必要な場合はHAVING句を組み合わせると、さらに柔軟な集計が可能になります。
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