MySQLの計算でエイリアス(別名)を使う方法を徹底解説
MySQLの計算でエイリアスを使用する方法
MySQLでは、エイリアス(別名)を活用することで、計算結果や定数にわかりやすい名前を付けられます。本記事では、実際にテーブルを作成しながら、計算の中でエイリアスを設定・再利用する手順を具体的に解説します。
1. テーブルの作成
まず、サンプル用のテーブルを作成します。テーブル作成のクエリは以下の通りです。
mysql> create table AliasDemo
-> (
-> Id int
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.52 sec)
2. レコードの挿入
次に、INSERT文を使ってテーブルにデータを追加します。以下がレコード挿入のクエリです。
mysql> insert into AliasDemo values(20);
Query OK, 1 row affected (0.45 sec)
mysql> insert into AliasDemo values(30);
Query OK, 1 row affected (0.20 sec)
mysql> insert into AliasDemo values(40);
Query OK, 1 row affected (0.83 sec)
3. レコードの確認
SELECT文を実行して、登録されたすべてのレコードを表示してみましょう。
mysql> select *from AliasDemo;
実行結果は以下の通りです。
+------+
| Id |
+------+
| 20 |
| 30 |
| 40 |
+------+
3 rows in set (0.00 sec)
4. 計算の中でエイリアスを設定する
ここからが本題です。計算の中でエイリアスを利用するクエリは以下の通りです。ポイントは、サブクエリの形式「(select MyNumber)」で、先ほど「AS」キーワードを使って定義したエイリアスを別の列の計算に再利用している点です。
mysql> select Id,100 as MyNumber ,(select MyNumber)*Id as MultiplyWith100 from AliasDemo;
実行結果は以下の通りです。エイリアス「MyNumber」に格納した100が、「MultiplyWith100」という新しいエイリアス付きの計算列で正しく使えていることが分かります。
+------+----------+-----------------+
| Id | MyNumber | MultiplyWith100 |
+------+----------+-----------------+
| 20 | 100 | 2000 |
| 30 | 100 | 3000 |
| 40 | 100 | 4000 |
+------+----------+-----------------+
3 rows in set (0.00 sec)
5. テーブルを使わず単一のクエリで実現する方法
テーブルを用意しなくても、1回のクエリ実行だけで同じことを実現できます。そのクエリは以下の通りです。
mysql> select 100 as MyNumber,(select MyNumber)*10 as MultiplyWith100;
実行結果は以下の通りです。
+----------+-----------------+
| MyNumber | MultiplyWith100 |
+----------+-----------------+
| 100 | 1000 |
+----------+-----------------+
1 row in set (0.00 sec)
まとめ
このようにMySQLでは、「AS」キーワードでエイリアスを定義し、「(select エイリアス名)」というサブクエリの形式で参照することで、同じ値を複数の計算で再利用できます。これによりクエリの可読性が向上し、値の変更も一箇所修正するだけで済むため、保守性の高いSQLを書けるようになります。集計処理やレポート作成などでも応用できるテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。
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