CREATE TABLE文を個別に実行せず、SELECTステートメントだけでMySQLの一時テーブルを作成する方法
SELECTステートメントから一時テーブルを作成するには
SELECTステートメントを使って一時テーブル(Temporary Table)を作成するには、TEMPORARYキーワードを使用します。これにより、別途CREATE TABLE文を実行することなく、既存テーブルのデータをそのままコピーした一時テーブルを簡単に生成できます。
この一時テーブルには次のような特徴があります。
- 作成されたセッション内でのみ参照可能
- セッションが閉じられると自動的に破棄される
- 異なる2つのセッションが同じ名前の一時テーブルをそれぞれ持つことができる
準備:元となるテーブルを作成する
まず、サンプル用の通常テーブルを作成します。
mysql> create table MyTableDemo
-> (
-> id int,
-> Name varchar(100)
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.69 sec)レコードを挿入する
続けて、いくつかのレコードを挿入します。
mysql> insert into MyTableDemo values(1,'John'); Query OK, 1 row affected (0.18 sec) mysql> insert into MyTableDemo values(2,'Carol'); Query OK, 1 row affected (0.13 sec) mysql> insert into MyTableDemo values(3,'Bob'); Query OK, 1 row affected (0.12 sec)
登録済みレコードの確認
すべてのレコードを表示して、正しく挿入されているか確認しましょう。
mysql> select * from MyTableDemo;
実行結果は以下の通りです。
+------+-------+ | id | Name | +------+-------+ | 1 | John | | 2 | Carol | | 3 | Bob | +------+-------+ 3 rows in set (0.00 sec)
一時テーブルを作成する構文
一時テーブルを作成するための基本構文は次のとおりです。
CREATE TEMPORARY TABLE IF NOT EXISTS 作成する一時テーブル名 AS (SELECT * FROM コピー元テーブル名);
IF NOT EXISTSを指定することで、同名の一時テーブルがすでに存在している場合でもエラーを回避できます。
実際に一時テーブルを作成してみる
それでは、上記の構文を実際のクエリで実行してみましょう。
mysql> CREATE TEMPORARY TABLE IF NOT EXISTS MyTemporaryTableDemo AS (SELECT * FROM MyTableDemo); Query OK, 3 rows affected (0.01 sec) Records: 3 Duplicates: 0 Warnings: 0
「Records: 3」と表示されていることから、3件のレコードが一時テーブルへ正常にコピーされたことがわかります。
コピー結果の確認
一時テーブルの中身をSELECT文で確認します。
mysql> select * from MyTemporaryTableDemo;
実行結果は以下の通りです。元テーブルの全レコードがコピーされています。
+------+-------+ | id | Name | +------+-------+ | 1 | John | | 2 | Carol | | 3 | Bob | +------+-------+ 3 rows in set (0.00 sec)
まとめ
CREATE TEMPORARY TABLE ... AS SELECT ...を活用すれば、複雑なクエリ結果を一時的に保存し、その後の処理で再利用することができます。セッション終了時に自動的に削除されるため、後片付けの手間も不要です。中間集計やデータ加工などの一時的な作業にぜひ活用してください。
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