MySQLでバックスラッシュを含む値(a\bなど)を一致させる方法
RLIKE演算子を使ったバックスラッシュのマッチング
MySQLでは、RLIKE演算子を使用することで、バックスラッシュを含む値とのマッチングを実現できます。ここで重要なのは、クエリ内で使用するバックスラッシュの数です。以下の例を見ると、より理解しやすくなります。
サンプルテーブル
まず、「a\b」と「a\\b」という値を持つ次のようなテーブルを用意します。
mysql> select * from backslashes; +------+-------+ | Id | Value | +------+-------+ | 1 | 200 | | 2 | 300 | | 4 | a\\b | | 3 | a\b | +------+-------+ 4 rows in set (0.10 sec)
「a\\b」に一致させるには8つのバックスラッシュが必要
例えば、値「a\\b」に一致させたい場合、クエリには8つのバックスラッシュを記述する必要があります。
その理由は次の通りです。MySQLの文字列リテラルでは、1つ目のバックスラッシュによって2つ目のバックスラッシュがエスケープされるため、2つのバックスラッシュを表現するには倍の数が必要になります。さらに、テーブルから該当する文字列を検索する際には、このエスケープ処理が2回行われます。1回目はクライアント側、2回目はデータベース側です。そのため、結果的にバックスラッシュを4倍、つまり8つ記述する必要があるのです。
実際のクエリ例
mysql> Select * from backslashes where value RLIKE 'a\\\\\\\\b'; +------+-------+ | Id | Value | +------+-------+ | 4 | a\\b | +------+-------+ 1 row in set (0.00 sec) mysql> Select * from backslashes where value RLIKE 'a\\\\b'; +------+-------+ | Id | Value | +------+-------+ | 3 | a\b | +------+-------+ 1 row in set (0.01 sec)
上記の実行結果から、8つのバックスラッシュを指定すれば「a\\b」が、4つのバックスラッシュを指定すれば「a\b」が、それぞれ正しく抽出されることが確認できます。
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