MySQLで特殊文字をエスケープする方法|基本ルールと実行例を解説
MySQLでSQLステートメントを作成する際、文字列の中に特殊文字を含めたいケースは少なくありません。たとえば、バックスラッシュや引用符などは、そのまま記述すると意図しない動作や構文エラーの原因となるため、適切にエスケープ処理(保護)を行う必要があります。
ここでは、MySQLにおける特殊文字のエスケープに関する基本ルールを解説します。
基本ルール:エスケープ文字(\)は(\\)として記述する
MySQLでは、バックスラッシュ(\)がエスケープ文字として機能します。そのため、エスケープ文字そのものを文字列に含めたい場合は、\\ のように2つ重ねて記述します。
使用例
mysql> Select 'A\\B'; +-----+ | A\B | +-----+ | A\B | +-----+ 1 row in set (0.00 sec)
上記の例では、クエリ内で A\\B と記述していますが、実際に格納・表示されるのは A\B です。このように \\ は、1つのバックスラッシュとして解釈されます。
MySQLの主なエスケープシーケンス一覧
| エスケープシーケンス | 意味 |
|---|---|
| \0 | NUL(NULL文字) |
| \' | シングルクォート(') |
| \" | ダブルクォート(") |
| \b | バックスペース |
| \n | 改行(ラインフィード) |
| \r | キャリッジリターン |
| \t | タブ |
| \Z | Ctrl+Z(WindowsのEOF相当) |
| \\ | バックスラッシュ(\)そのもの |
| \% | % 文字(LIKE句内でのみ有効) |
| \_ | _ 文字(LIKE句内でのみ有効) |
まとめ
MySQLで特殊文字を扱う際は、エスケープ文字(\)を使って正しく保護することが重要です。特に \\ を用いれば、バックスラッシュ自身も安全に文字列へ含めることができます。また、SQLインジェクション対策の観点からも、アプリケーション側ではプレースホルダ(プリペアドステートメント)の利用と併せて、正しいエスケープ処理を心がけることをおすすめします。
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