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MySQLのINSERTステートメントでサブクエリ(SELECT文)を使う方法

MySQLでは、INSERTステートメントの中でSELECT文(サブクエリ)を組み合わせることで、あるテーブルのデータを別のテーブルへ簡単にコピーできます。ここでは、carsテーブルのデータをcopy_carsテーブルに複製する例を使って、具体的な手順を解説します。

1. コピー先テーブルの作成

まず、元のテーブルと同じ構造を持つコピー先のテーブルを作成します。CREATE TABLE ... LIKE構文を使えば、列定義やインデックスを含むテーブル構造をそのまま複製できます。

mysql> CREATE TABLE copy_cars LIKE cars;
Query OK, 0 rows affected (0.86 sec)

mysql> SELECT * from copy_cars;
Empty set (0.08 sec)

この時点で、copy_carsテーブルは構造のみが作成され、データはまだ空の状態です。

2. INSERTとSELECTを組み合わせてデータをコピー

次に、INSERTステートメント内でSELECT文を使用し、carsテーブルの全データをcopy_carsテーブルへ一括挿入します。

mysql> INSERT INTO Copy_cars Select * from Cars;
Query OK, 8 rows affected (0.07 sec)

実行結果として「8 rows affected」と表示されており、8件のレコードが正常にコピーされたことがわかります。

3. コピー結果の確認

mysql> SELECT * from copy_cars;
+------+--------------+---------+
| ID   | Name         | Price   |
+------+--------------+---------+
| 1    | Nexa         | 750000  |
| 2    | Maruti Swift | 450000  |
| 3    | BMW          | 4450000 |
| 4    | VOLVO        | 2250000 |
| 5    | Alto         | 250000  |
| 6    | Skoda        | 1250000 |
| 7    | Toyota       | 2400000 |
| 8    | Ford         | 1100000 |
+------+--------------+---------+
8 rows in set (0.00 sec)

copy_carsテーブルを参照すると、carsテーブルとまったく同じデータが格納されていることが確認できます。

応用ポイント

INSERT INTO ... SELECT構文は、単純な全件コピーだけでなく、次のような使い方も可能です。

  • 条件を絞ったコピー: SELECT文にWHERE句を追加すれば、特定の条件に合致する行だけを挿入できます。
  • 特定の列だけをコピー: 列名を明示的に指定することで、必要なカラムのみを転送できます。
  • データ変換しながらのコピー: 関数や式を使って、値を加工しながら挿入することもできます。

この構文は、テーブル間のデータ移行やバックアップの作成、集計結果の保存など、さまざまな場面で活用できる非常に便利な手法です。

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