COALESCE()関数と同等のIF-THEN-ELSEステートメントの書き方を解説
ご存知のとおり、COALESCE()関数は、引数として渡された値のリストの中から、最初に見つかった非NULLの値を返す関数です。すべての値がNULLだった場合は、NULLを返します。
実は、このCOALESCE()関数とまったく同じ動作は、IF-THEN-ELSEステートメントを使っても実現できます。以下に、その論理構造を示します。
COALESCE()関数と同等のIF-THEN-ELSEステートメント
IF value1 is not NULL THEN output = value1; ELSIF value2 is not NULL THEN output = value2; ELSIF value3 is not NULL THEN output = value3; . . . ELSIF valueN is not NULL THEN output = valueN; ELSE output = NULL; END IF;
処理の流れのポイント
このステートメントの動作を整理すると、次のようになります。
1. 先頭の値から順にNULLチェックを行う
まずvalue1がNULLかどうかを判定し、NULLでなければその値を出力します。
2. NULLだった場合は次の値へ
value1がNULLだった場合、ELSIFによってvalue2の判定に進みます。以降も同様に、NULLでない値が見つかるまで順番にチェックが続きます。
3. すべてNULLの場合はNULLを返す
value1からvalueNまでのすべてがNULLだった場合、ELSE句によってNULLが出力されます。これはCOALESCE()関数の仕様と完全に一致しています。
まとめ
つまり、COALESCE()関数は「値を左から順に評価し、最初に見つかった非NULLの値を返す。すべてNULLならNULLを返す」というIF-THEN-ELSEの条件分岐ロジックを、1つの関数呼び出しに簡潔にまとめたものだと言えます。複数の条件分岐を書く代わりにCOALESCE()を使うことで、コードをより短く、読みやすくすることができます。
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