MySQLのFIND_IN_SET()関数がNULLを返すケースとは?
MySQLのFIND_IN_SET()関数は、引数である「検索文字列」または「文字列リスト」のどちらか一方でもNULLだった場合、結果としてNULLを返します。もちろん、両方の引数がNULLである場合も同様にNULLが返されます。
これはエラーではなく、MySQLにおける標準的なNULL処理の挙動です。NULLが含まれる演算や関数呼び出しは、その結果自体が「不明」となるため、NULLが返される仕組みになっています。
具体例
以下に、3つのパターンごとの実行例を示します。
1. 検索文字列がNULLの場合
mysql> Select FIND_IN_SET(NULL,'Ram is a good boy') AS Result; +--------+ | Result | +--------+ | NULL | +--------+ 1 row in set (0.00 sec)
2. 文字列リストがNULLの場合
mysql> SELECT FIND_IN_SET('RAM',NULL) AS RESULT;
+--------+
| RESULT |
+--------+
| NULL |
+--------+
1 row in set (0.00 sec)3. 両方の引数がNULLの場合
mysql> SELECT FIND_IN_SET(NULL,NULL); +------------------------+ | FIND_IN_SET(NULL,NULL) | +------------------------+ | NULL | +------------------------+ 1 row in set (0.00 sec)
このように、FIND_IN_SET()関数では、いずれかの引数にNULLが含まれていると文字列の検索は行われず、必ずNULLが返される点に注意が必要です。実際のアプリケーション開発では、カラムの値がNULLになる可能性がある場合、IFNULL()やCOALESCE()などを使ってNULLを事前に別の値へ置き換えておくと、意図しないNULLの返却を防ぐことができます。
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