MySQLの既存テーブルに列(カラム)を追加する方法【ALTER TABLE文】
MySQLでは、ALTER TABLE文を使用することで、すでに作成済みのテーブルに新しい列(カラム)を追加できます。テーブルを削除して作り直す必要はなく、既存のデータを保持したままテーブル構造を変更できるのが大きな特徴です。
基本構文
ALTER TABLE テーブル名 ADD (列名 データ型);
各要素の意味は以下のとおりです。
- テーブル名:列を追加したい対象のテーブルの名前
- 列名:新しく追加する列の名前
- データ型:追加する列の型(VARCHAR、INT、DATEなど)
実行例
次の例では、ALTER TABLE文を使って、「Student」テーブルに「Grade」というVARCHAR(10)型の列を追加しています。
mysql> ALTER TABLE Student ADD (Grade VARCHAR(10)); Query OK, 5 rows affected (1.05 sec) Records: 5 Duplicates: 0 Warnings: 0
実行結果のメッセージを見ると、5行のレコードが影響を受けていることがわかります。既存の5件のデータはそのまま保持され、新しく追加された「Grade」列にはNULL値が格納されます。
補足:列の追加位置を指定する
デフォルトでは、新しい列はテーブルの最後に追加されます。特定の位置に挿入したい場合は、AFTER句を使用します。
ALTER TABLE Student ADD (Grade VARCHAR(10)) AFTER Name;
また、テーブルの先頭に列を追加したい場合は、FIRSTキーワードを指定します。
ALTER TABLE Student ADD (Grade VARCHAR(10)) FIRST;
このようにALTER TABLE文を活用すれば、運用中のテーブルでも柔軟にスキーマを変更できます。ただし、大規模なテーブルに対する列の追加は処理に時間がかかる場合があるため、本番環境で実行する際は事前にバックアップを取得しておくことをおすすめします。
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