AUTO_INCREMENT列からPRIMARY KEY制約を削除しようとするとどうなる?MySQLのエラーを徹底解説
MySQLでは、AUTO_INCREMENT属性を持つ列には必ずPRIMARY KEYなどのキー制約が必要です。これはMySQLの仕様として定められているため、AUTO_INCREMENT列からPRIMARY KEY制約を削除しようとすると、「テーブル定義が不正である」という内容のエラーが返されます。
本記事では、実際にエラーが発生する様子を具体例とともに解説します。
検証例:「Accounts」テーブルの場合
まず、次のような構造を持つ「Accounts」テーブルを用意します。
mysql> Describe accounts; +--------+-------------+------+-----+---------+----------------+ | Field | Type | Null | Key | Default | Extra | +--------+-------------+------+-----+---------+----------------+ | Sr | int(10) | NO | PRI | NULL | auto_increment | | Name | varchar(20) | YES | | NULL | | | amount | int(15) | YES | | NULL | | +--------+-------------+------+-----+---------+----------------+ 3 rows in set (0.10 sec)
このテーブルの「Sr」列には、AUTO_INCREMENTとPRIMARY KEYの両方が定義されています。この状態でPRIMARY KEYを削除するALTER文を実行してみましょう。
mysql> Alter table Accounts DROP PRIMARY KEY;
ERROR 1075 (42000): Incorrect table definition; there can be only one
auto column and it must be defined as a key
エラーの意味
実行結果として、ERROR 1075 (42000) というエラーが発生しました。エラーメッセージの内容は「テーブル定義が不正:オートインクリメント列は1つだけしか存在できず、かつキーとして定義されなければならない」というものです。
つまり、AUTO_INCREMENT列は必ず何らかのキー(通常はPRIMARY KEY)として定義されている必要があり、キー制約を外した状態ではテーブル定義として成立しないため、MySQLが変更を拒否しているのです。
対処方法
もしAUTO_INCREMENT属性を解除したい場合は、先にMODIFY句を使って該当列からauto_increment属性を削除してから、PRIMARY KEY制約を削除する必要があります。逆に言えば、AUTO_INCREMENTを維持したままPRIMARY KEYだけを取り除くことはできません。
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