DBaaSプロバイダー選びで必ずチェックすべき6つの重要ポイント
クラウドベースのデータベース管理システム(DBMS)の成功を左右するのが、Database-as-a-Service(DBaaS)環境の選択です。この決定は年々重要性を増しており、Research and Marketsの最新レポートによると、グローバルのクラウドデータベースおよびDBaaS市場は、2020年の推定120億ドルから2025年には248億ドルへと成長すると予測されています。
この成長を牽引しているのは何でしょうか?それは、最小限のレイテンシでクエリを処理したいという絶え間ない需要です。
DBaaSモデルは、マネージド型データベース資産をクラウド上に迅速に展開するための魅力的な選択肢です。DBaaSプロバイダーは、データベースインフラストラクチャとデータをホスティングするだけでなく、ハードウェアやネットワークインフラの管理まで全面的に担います。迅速なプロビジョニング、スケーラビリティ、耐障害性、フェイルオーバー、バックアップ、復元などをすべて処理してくれるのです。さらに、監視、アラートや通知、24時間365日のサポート、可用性とバックアップのための地理的レプリケーションなど、多彩な機能をさまざまなレベルで提供しています。
しかし、競争が激化するDBaaS市場と、クラウドデータベースのアーキテクチャ、技術、機能の急速な進歩を目の当たりにすると、組織が競合製品を詳細に分析し、自社の技術スタックに最も適したDBaaSを選択することの重要性が明らかになります。
本記事では、DBaaSプロバイダーを評価する際の重要な判断基準を解説し、アプリケーションとビジネスにとって最適な選択ができるようサポートします。
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DBaaSプロバイダー選択における6つの重要な要素
DBaaSプロバイダーはすべて同じではありません。幅広い特性において大きく異なります。組織にとって最良の選択をするには、以下の6つの要素を考慮する必要があります。
- 真の高可用性とレジリエンス
- 拡張性の向上と高性能
- オンプレミスかクラウドかを必要に応じて選択できる柔軟性
- モダンなデータモデル
- グローバル分散型NoSQLデータベース
- 少ないコストでより多くを実現(コスト最適化)
それでは、これらの重要な側面をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 真の高可用性とレジリエンス
経営者、アーキテクト、アプリケーションオーナーなどは、高可用性が事業継続に不可欠であることを理解しています。モダンなデータベースは常に稼働している必要があり、万一障害が発生した場合には、データ損失を最小限に抑えるべく迅速に復旧しなければなりません。デジタル経済では競合はワンクリックの距離にあり、可用性99.999%(ファイブナイン)と99.9%(スリーナイン)の差はすぐに積み重なり、顧客対応能力を低下させます。サーバーレスやコンテナアーキテクチャを活用したマイクロサービスによるモダンアプリケーションを構築する開発者にとって、アプリケーション全体の可用性への影響を考慮することは極めて重要です。
2. 拡張性の向上と高性能
顧客に瞬時の体験を提供するためには、データベースがパフォーマンスのボトルネックになることを許してはいけません。開発者やアーキテクトは、モダンなアプリケーションには速度とスケールの両方が必要であることを理解していますが、実際にはスケールが考慮から外されるケースが少なくありません。リソース使用量を最適化してスループットを向上させること、競合(コンテンション)を最小限に抑えること、そして可能な限り大きなワークロードを処理できるようにすることは、適切なDBaaSを選択するうえで欠かせない考慮事項です。
3. オンプレミスかクラウドかを必要に応じて選択できる柔軟性
モダンなアプリケーションは、設計段階からよりモジュール化されたスタイルで構築されています。複数のクラウドプロバイダーにまたがったり、複数のクラウドからサービスを利用したりすることも可能です。多くの組織は単一ベンダーの技術スタックに投資を集中させる傾向があり、その結果、単一のクラウドプロバイダーへの依存度が高まります。しかし、俊敏性を高め、パフォーマンスを向上させるためには、データ層がクラウドとハイブリッド環境の両方に対応できる必要があります。開発者やアーキテクトは、ベンダーロックインを回避し、各分野で最高水準のソリューションを活用するために、マルチクラウド戦略を採用すべきです。すべてのクラウド環境とオンプレミスで動作する柔軟なデータベースを選択し、運用の自由度を維持しましょう。
4. モダンなデータモデル
デジタルフットプリントは拡大を続けており、さまざまなソースから構造的に多様な形式で大量のデータが生み出されています。データは従来よりもはるかに高速かつ大量に生成され、処理のために届きます。そのため、異種構造を持つ複雑なデータを取得、保存、可視化、分析するシステムへの需要が急速に高まっています。モダンなデータベースには、あらゆる形式の多様なデータ型を保存・処理できる能力が求められ、目的に応じた適切なモデルでデータにアクセス・処理できることが理想です。あるアプリケーションでは表形式(リレーショナル)の視点でデータを扱いたい一方、別のケースではグラフで関係性を表現したり、全文検索を行ったり、JSONドキュメントとしてデータにアクセスしたりしたいこともあるでしょう。こうしたすべてのモデルに対応できるべきです。開発者やアーキテクトは、データが必要なときに必要な形で提供でき、あらゆる瞬間の出来事を正確に捉えられる、インテリジェントでデータ形式にとらわれず、パフォーマンス重視かつスケーラブルなデータベースを選択しなければなりません。
5. グローバル分散型NoSQLデータベース
ほとんどの企業は、世界中の顧客にサービスを提供しています。モダンなアプリケーションは、ユーザーとの物理的な距離にかかわらず、瞬時に応答しなければなりません。こうしたアプリケーションに求められる応答性とスケーラビリティを実現するため、企業は地理分散型データ処理などの革新的なデータベース技術を重要な推進力として注目するようになっています。開発者やアーキテクトは、高度にインタラクティブでスケーラブルかつ低レイテンシの地理分散型アプリケーションに適したデータベースを選択する必要があります。グローバルに展開しながらもローカル並みの読み書きレイテンシを提供し、競合の解決を簡素化し、データセットに対して強固な結果整合性を実現するモダンなデータベースこそが求められるのです。
6. 少ないコストでより多くを実現(コスト最適化)
総所有コスト(TCO)の削減は、常に企業の最優先課題です。コンピュートリソースの効率的な活用と、資本を適切な成長機会への再配分は、ビジネスの成長を左右する2つの重要な要素です。データが増大するにつれて、コンピュートリソースの非効率な使用は予期せぬ高額な請求につながる恐れがあります。マルチテナントデータストアは、クラウド支出を削減する非常に有効な手段です。低コストを実現するマルチテナント共有モデルのサポート、APIとの容易な統合、メンテナンス不要の運用といった特長を備えたモダンなデータベースは、DBaaSを選択する際の重要な判断材料となります。
優れたDBaaSの条件についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひRedis Enterprise Cloudをご確認ください!
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