【iOS開発】現在のiPhoneモデル情報を確認する方法|UIDeviceクラスの使い方を解説
iOSアプリ開発では、端末のモデル名やOSのバージョンなど、デバイスに関する情報を取得したい場面がよくあります。こうした情報は、iOSが標準で提供している UIDevice クラスを使うことで簡単に取得できます。
UIDeviceクラスは、Appleのプライバシーポリシーに抵触しない範囲で、iPhoneに関するさまざまな情報へアクセスするための機能を持っています。この記事では、UIDeviceクラスを使ってデバイス情報を取得する具体的な方法を解説します。
UIDeviceクラスで取得できる主な情報
UIDeviceクラスからアクセスできる代表的なプロパティは以下のとおりです。
- UIDevice.current.localizedModel:モデル名のローカライズされた(地域対応した)バージョンを返します。
- UIDevice.current.model:現在のデバイスのモデルを返します。例:「iPhone」「iPod touch」など。
- UIDevice.current.name:使用中のデバイスに設定されている名前を返します。例:「My iPhone」など。
- UIDevice.current.systemName:OSの名称を返します。例:「iOS」。
- UIDevice.current.systemVersion:OSのバージョンを返します。例:「12.0」。
- UIDevice.current.batteryLevel:バッテリー残量を0〜1の範囲で返します。状態が「不明(unknown)」の場合は -1.0 を返します。
- UIDevice.current.batteryState:バッテリーの状態を返します。AppleのAPIでは4つの値が定義されています。
batteryState の4つの状態
batteryStateプロパティは、次の4つの列挙型のいずれかの値を取ります。
public enum BatteryState : Int {
case unknown // 不明
case unplugged // 電源未接続
case charging // 充電中
case full // 満充電
}実際のコード例
これらのプロパティは、ViewController の viewDidLoad 内に記述して、print文で結果を出力することで動作を確認できます。
print(UIDevice.current.model) print(UIDevice.current.localizedModel) print(UIDevice.current.systemVersion)
このコードをiPhone 7 Plusのシミュレーター上で実行すると、次のような結果が出力されます。
iPhone iPhone 12.0
このように、UIDevice.current を使うだけで、追加の設定や外部ライブラリーなしに、デバイスの基本情報を簡単に取得できます。アプリの挙動を端末ごとに切り替えたい場合や、ログに環境情報を記録したい場合などにぜひ活用してみてください。
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