CSS3のtext-overflowプロパティでテキストのはみ出しを処理する方法
CSS3のtext-overflowプロパティは、ボックスからあふれて表示できなかったテキストを、ユーザーに対してどのように知らせるかを指定するためのプロパティです。長い文章を1行で表示したい場合などに、末尾を「…(省略記号)」で切り詰めるといった表現を簡単に実現できます。
text-overflowを機能させるための前提条件
text-overflowプロパティを正しく動作させるには、対象の要素に以下の設定が必要です。
white-space: nowrap;… テキストを折り返さず1行で表示するoverflow: hidden;… ボックスからはみ出た部分を非表示にするwidthなどによる幅の指定 … あふれる境界線を作る
主な値としては、あふれた部分を単純に切り取るclipと、末尾に省略記号(…)を表示するellipsisがあります。
サンプルコード
以下は、CSS3でテキストのオーバーフローを処理するコード例です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
body {
font-family: "Segoe UI", Tahoma, Geneva, Verdana, sans-serif;
}
div {
white-space: nowrap;
width: 100px;
overflow: hidden;
border: 1px solid #3008c0;
margin: 10px;
padding: 10px;
}
.clip {
text-overflow: clip;
}
.ellipsis {
text-overflow: ellipsis;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>テキストオーバーフローの処理例</h1>
CLIP(切り取り):
<div class="clip">
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</div>
ELLIPSIS(省略記号):
<div class="ellipsis">
Lorem ipsum dolor sit amet consectetur adipisicing elit. Rerum, beatae.
</div>
</body>
</html>実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。

clipを指定した要素では、テキストがボックスの端でそのまま切断されて表示されます。一方、ellipsisを指定した要素では、収まりきらなかった部分が「…」に置き換えられ、テキストが続いていることが視覚的に伝わります。
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