CSSの:last-child疑似クラスとは?使い方を実例付きで解説
CSSの :last-child 疑似クラスは、ある親要素の中で「最後の子要素」となる要素を選択するためのセレクタです。リストの最終項目だけ色を変えたい、表の右端の列だけ罫線を引きたい、といった場面で非常に便利です。
基本構文
:last-child の書き方は以下の通りです。
:last-child {
/* 宣言(スタイル定義) */
}例1:テーブルの最後の列にスタイルを適用する
まずは、表(table)に対して :last-child を使った具体例を見てみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
table {
margin: auto;
padding: 10px;
border: hsl(54, 100%, 50%) solid 13px;
border-radius: 6px;
text-align: center;
}
td, th {
border-left: 2px solid black;
border-top: 3px solid black;
}
td:last-child, th:last-child {
border-right: 2px solid black;
}
th {
background-color: lightblue;
border-top: none;
}
caption {
margin-top: 3px;
background-color: purple;
caption-side: bottom;
color: white;
border-radius: 20%;
}
</style>
</head>
<body>
<table>
<caption>Demo</caption>
<tr>
<th colspan="4">Table</th>
</tr>
<tr>
<td>One</td>
<td>Two</td>
<td>Three</td>
<td>Four</td>
</tr>
<tr>
<td>Five</td>
<td>Six</td>
<td>Seven</td>
<td>Eight</td>
</tr>
</table>
</body>
</html>出力結果
:last-child 疑似クラスを使用する前の表示:

:last-child 疑似クラスを使用した後の表示:

この例では td:last-child, th:last-child を指定することで、各行の最後のセル(右端の列)にのみ右側の罫線が適用され、表全体がきれいに閉じた見た目になります。
例2:リストの各項目に異なるスタイルを適用する
次に、:first-child や :nth-child() と組み合わせて、リスト項目ごとに異なるデザインを適用する例を紹介します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
* {
font-size: 1.1em;
list-style: circle;
}
li:first-child {
background-color: seashell;
font-family: cursive;
}
li:nth-child(2) {
background-color: azure;
font-family: "Brush Script Std", serif;
}
li:last-child {
background-color: springgreen;
font-family: "Gigi", Arial;
}
</style>
</head>
<body>
<h2>What is PHP?</h2>
<ul>
<li>PHP is a recursive acronym for "PHP: Hypertext Preprocessor".</li>
<li>PHP is a server side scripting language that is embedded in HTML.</li>
<li>It is integrated with a number of popular databases, including MySQL, PostgreSQL, Oracle, Sybase, Informix, and Microsoft SQL Server.</li>
</ul>
</body>
</html>出力結果

このように、1番目の項目には :first-child、2番目には :nth-child(2)、そして最後の項目には :last-child がそれぞれマッチし、背景色やフォントが個別に切り替わっていることが確認できます。
まとめ
:last-child 疑似クラスは、親要素内の最後の子要素だけを簡単に装飾できる強力なセレクタです。HTML側に余分なクラス名を追加することなくCSSだけで制御できるため、コードの保守性も向上します。:first-child や :nth-child() と組み合わせれば、より柔軟で洗練されたスタイリングが可能になります。
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