CSSのrightプロパティとは?構文と使い方を実例付きで解説
CSSのrightプロパティは、positionが指定された要素の水平方向の位置を設定するために使用します。基準となる包含ブロックの右端から、要素の右端までの距離を指定できます。
なお、rightプロパティはpositionプロパティがstatic以外(relative・absolute・fixed・sticky)のときにのみ有効になる点に注意してください。
構文
right: auto|length|initial|inherit;
指定できる値
- auto … 初期値。位置の計算をブラウザに任せます。
- length … pxやemなどの単位で距離を指定します。負の値も指定可能です。
- initial … プロパティを初期値に戻します。
- inherit … 親要素の値を継承します。
例1:position:absoluteと組み合わせる
まずは、絶対配置(absolute)の要素にrightプロパティを適用する例を見てみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
div {
text-align: justify;
text-justify: inter-word;
color: white;
background-color: orange;
position: absolute;
right: 90px;
}
</style>
</head>
<body>
<h2>デモ見出し</h2>
<div>これはデモ用のテキストです。これはデモ用のテキストです。これはデモ用のテキストです。これはデモ用のテキストです。これはデモ用のテキストです。これはデモ用のテキストです。これはデモ用のテキストです。これはデモ用のテキストです。</div>
</body>
</html>
出力結果

この例では、オレンジ色のボックスが画面の右端から90px内側の位置に配置されます。
例2:position:relativeと組み合わせる
次に、相対配置(relative)の要素にright: 0pxを指定した例です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
.demo {
background-color: orange;
width: 100px;
position: relative;
right: 0px;
color: white;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>詳細情報</h1>
<div class="demo">試験会場はABCカレッジの近くです。</div>
<div class="demo2">試験は午前11時に始まります。</div>
</body>
</html>
出力結果

right: 0pxの場合、要素は通常の位置から右方向には移動しません。
例3:負の値を指定する
rightプロパティには負の値も指定できます。次の例では、right: -100pxを指定しています。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
.demo {
background-color: orange;
width: 100px;
position: relative;
right: -100px;
color: white;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>詳細情報</h1>
<div class="demo">試験会場はABCカレッジの近くです。</div>
<div class="demo2">試験は午前11時に始まります。</div>
</body>
</html>
出力結果

負の値を指定すると、要素は通常の位置から右方向へ100px移動します。
まとめ
rightプロパティを使えば、要素の右側からの距離を直感的に制御できます。leftプロパティとの使い分けや、レスポンシブデザインでの活用方法もあわせて覚えておくと、より柔軟なレイアウトが実現できるでしょう。
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