CSSのdisplayプロパティとは?主な値と使い方を実例で解説
CSSの display プロパティは、要素がWebページ上でどのように表示されるかを制御するための重要なプロパティです。ブロックレベルとして扱うか、インラインとして扱うか、あるいはFlexboxやGridレイアウトを適用するかなど、レイアウト設計の基本となる指定が可能です。
displayプロパティの主な値
display プロパティに設定できる代表的な値は以下のとおりです。
| 番号 | プロパティ値 | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | inline | 要素をインライン要素として表示します。 |
| 2 | block | 要素をブロックレベル要素として表示します。 |
| 3 | contents | コンテナ自身を非表示にし、子要素をDOM上の一段上の親要素の子として扱います。 |
| 4 | flex | 要素をブロックレベルのフレックスコンテナとして表示します。 |
| 5 | grid | 要素をブロックレベルのグリッドコンテナとして表示します。 |
| 6 | inline-block | 要素をインラインレベルのブロックコンテナとして表示します。 |
| 7 | inline-flex | 要素をインラインレベルのフレックスコンテナとして表示します。 |
| 8 | inline-grid | 要素をインラインレベルのグリッドコンテナとして表示します。 |
| 9 | inline-table | 要素をインラインレベルのテーブルとして表示します。 |
例1:none・inline の指定
まずは、display: none; と display: inline; を使った基本的な例を見てみましょう。none を指定した要素は画面上から完全に消えます。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
span {
background-color: orange;
color: white;
}
p.demo {
display: none;
}
span.demo1 {
display: inline;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>Match Details</h1>
<div>
Match will begin at <p class="demo">9AM</p> 10AM on 20th December.
</div>
<div>
Match will end at <span class="demo1">5PM</span> on 20th December.
</div>
</body>
</html>
表示結果

この例では、p.demo に display: none; が指定されているため、「9AM」の部分は表示されません。一方、span.demo1 には display: inline; が指定されているため、「5PM」は文章の流れの中にそのまま組み込まれて表示されます。
例2:block・inline-block の指定
次に、display: block; と display: inline-block; の違いを確認する例です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
p {
background-color: orange;
color: white;
}
p.demo1 {
display: block;
}
p.demo2 {
display: inline-block;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>Match Details</h1>
<div>
Match will begin at <p class="demo1">10AM</p> on 19th Decemenber, 2019.
</div>
<div>
Match will end at <p class="demo2">5PM</p> on 19th Decemenber, 2019.
</div>
</body>
</html>
表示結果

block を指定すると、要素は前後の内容と独立したブロックとして表示され、幅いっぱいに広がります。一方 inline-block を指定すると、要素はインラインのように文中に配置されながら、ブロック要素と同様に幅や高さを持たせることができます。
まとめ
display プロパティは、要素の表示形式を切り替えることでページ全体のレイアウトを柔軟にコントロールできる、CSSの中核となるプロパティです。特に flex や grid は現代のレスポンシブデザインに欠かせない値なので、それぞれの挙動の違いを実際のコードで確認しながら理解を深めていきましょう。
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