Bashプログラミング
 Computer >> コンピューター >  >> プログラミング >> Bashプログラミング

LinuxでTCP・UDPポートをリアルタイムに監視する方法

ソフトウェアの世界、特にOSレベルにおいて、ポートとは特定のプロセスやアプリケーション、あるいはネットワークサービスの種類を識別するための論理的な構成要素です。Linuxシステム上で動作する各ネットワークサービスは、特定のプロトコル(最も一般的なのはTCP(Transmission Control Protocol)UDP(User Datagram Protocol))とポート番号を使用して、他のプロセスやサービスと通信を行います。

この記事では、Linuxシステム上で稼働しているTCPおよびUDPポートを、ソケットのサマリーとともにリアルタイムで一覧表示・監視する方法を紹介します。

Linuxで開いているすべてのポートを一覧表示する

Linuxシステムで開いているすべてのポートを一覧表示するには、netstatコマンドまたはssユーティリティを次のように使用します。

なお、netstatコマンドはすでに非推奨(deprecated)となっており、より詳細なネットワーク統計情報を表示できるssコマンドがその後継となっている点にも触れておきましょう。

$ sudo netstat -tulpn
または
$ sudo ss -tulpn
LinuxでTCP・UDPポートをリアルタイムに監視する方法

上記コマンドの出力では、State(状態)列を見ることで、そのポートがリスニング状態(LISTEN)にあるかどうかを確認できます。

コマンドで使用している各オプションの意味は以下の通りです。

  • -t – TCPポートの一覧表示を有効にします。
  • -u – UDPポートの一覧表示を有効にします。
  • -l – リスニング中のソケットのみを表示します。
  • -n – ポート番号を数値で表示します。
  • -p – プロセス名/プログラム名を表示します。

TCP・UDPポートをリアルタイムで監視する

TCPおよびUDPポートをリアルタイムで監視したい場合は、netstatまたはssツールをwatchユーティリティと組み合わせて実行します。

$ sudo watch netstat -tulpn
または
$ sudo watch ss -tulpn
LinuxでTCP・UDPポートをリアルタイムに監視する方法

監視を終了するには、Ctrl+Cを押してください。

あわせて読みたい関連記事

  1. 特定のポートで待ち受けているプロセスを特定する3つの方法
  2. 「nc」コマンドを使ってリモートポートへの到達性を確認する方法
  3. LinuxでSystemd配下のすべての稼働中サービスを一覧表示する方法
  4. Linuxシステム/ネットワーク管理者のためのNmapコマンド実例29選

今回は以上です。このトピックについて質問やご意見がありましたら、下のコメント欄からぜひお知らせください。

Linuxスキルをさらに磨くために

プレミアムメンバーになると、すべてのコース、認定資格対策トラック、充実したハンズオン型Linuxコンテンツライブラリへフルアクセスできます。新しいコースも毎月追加されています。

  • 広告なしですべてのプレミアム記事を読み放題
  • Learn Linux、AI for Linux、Bash Scripting、Ubuntu Handbook、Golangなど全コースにアクセス可能
  • Linux認定資格(RHCSA、RHCE、LFCS、LFCA)の学習コンテンツにアクセス
  • 新コースをリリース時点で受講可能
  • 週刊ニュースレターの購読
  • コメント欄での優先サポート
  • プライベートTelegramコミュニティへの参加

LinuxでTCP・UDPポートをリアルタイムに監視する方法

Aaron Kili氏はLinuxとF.O.S.S.(自由・オープンソースソフトウェア)の愛好家であり、今後期待されるLinuxシステム管理者兼Web開発者です。現在はTecMintのコンテンツクリエイターとして、コンピューターを扱うことを愛し、知識の共有を強く信条として活動しています。

TecMintの各チュートリアルは、経験豊富なLinuxシステム管理者のチームによって作成されており、高い品質基準を満たしています。

  1. Guider – Linux システム全体を徹底分析する究極のパフォーマンスアナライザー

    Guiderは、主にPythonで記述されたフリーかつオープンソースの強力なシステム全体パフォーマンス分析ツールです。Linux OS向けに提供されています。 このツールは、システムリソースの使用量を測定し、システムの挙動をトレースすることを目的として設計されています。そのため、パフォーマンス上の問題を効率的に分析したり、チューニングを行ったりすることが容易になります。 CPU、メモリ、ディスクの使用状況をスレッド単位・プロセス単位・システム関数(ユーザー/カーネル)レベルで詳細に表示できるため、異常なシステムパフォーマンスの原因を突き止めたり、システム全体の性能向上を図ったりするのが非常に簡

  2. rbashとは?実例でわかる制限付きBashシェルの仕組みと使い方

    Linuxシェルは、GNU/Linux環境における最も強力で魅力的なツールのひとつです。X Window Systemをはじめとするすべてのアプリケーションはシェルを基盤として動作しており、Linuxシェルを使えばシステム全体を精密に制御できます。しかし一方で、コマンドの影響を理解せずに実行してしまうと、システムに深刻な被害をもたらす危険性も秘めています。 特に初心者ユーザーにとって、誤操作によるトラブルは大きなリスクです。そこで役立つのが「制限付きシェル」です。本記事では、rbash(制限付きBash)の概要から、実際に適用される制限内容、有効化の手順、メリット・デメリットまで詳しく解説しま