MongoDBにJavaScript関数を保存・実行する方法をわかりやすく解説
MongoDBに保存されたJavaScriptを操作する方法
MongoDBでは、JavaScriptの関数をデータベース内の特別なコレクション「system.js」に保存できます。この仕組みを利用すれば、よく使う処理をサーバー側に登録しておき、必要なときにいつでも呼び出すことが可能です。関数の保存には db.system.js.save() メソッドを使用します。
JavaScript関数を保存する基本構文
db.system.js.save({
_id: "anyFunctionName",
value: function (returnValue) {
return 'yourMessage ' + returnValue;
}
})
_id フィールドには任意の関数名を、value フィールドには実際の関数本体を指定します。
実際にJavaScript関数を保存してみる
それでは、上記の構文に沿って実際に関数を保存してみましょう。以下がそのクエリです。
> db.system.js.save({
... _id: "returnValue",
... value: function (data) {
... return 'The value==== ' + data;
... }
... })
WriteResult({ "nMatched" : 1, "nUpserted" : 0, "nModified" : 1 })
WriteResult が返されれば、関数の保存は正常に完了しています。
保存した関数を呼び出して実行する
保存済みの関数を呼び出して実際のデータを出力するには、以下のように db.eval() を使用します。
> db.eval("returnValue(20)")
WARNING: db.eval is deprecated
実行すると、次のような出力が得られます。
The value==== 20
注意点:db.eval()は非推奨
実行時に「WARNING: db.eval is deprecated」と表示されるように、db.eval() は現在非推奨(deprecated)となっています。セキュリティおよびパフォーマンスの観点から、最新バージョンのMongoDBでは使用が推奨されていません。代わりに、集計パイプラインの $function 演算子を利用する、あるいはアプリケーション側でJavaScriptを実行するなど、用途に応じた代替手段を検討することをおすすめします。
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