MongoDBの$or演算子で複数の条件に一致するドキュメントを取得する方法
MongoDBでは$or演算子を使うことで、指定した複数の条件のうち「いずれか1つでも一致すれば」ヒットするクエリを簡単に記述できます。本記事では、実際にコレクションを作成しながら、$or演算子で複数の値を選択する方法をステップごとに解説します。
サンプルコレクションの作成
まず、insertOne()メソッドを使用して、ドキュメントを格納したコレクションを作成しましょう。
> db.demo270.insertOne({"ClientName":"Chirs","Age":34});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e481e371627c0c63e7dbab8")
}
> db.demo270.insertOne({"ClientName":"David","Age":31});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e481e3d1627c0c63e7dbab9")
}
> db.demo270.insertOne({"ClientName":"Bob","Age":31});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e481e431627c0c63e7dbaba")
}
> db.demo270.insertOne({"ClientName":"Carol","Age":36});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e481e491627c0c63e7dbabb")
}登録した全ドキュメントの確認
find()メソッドを使うと、コレクション内のすべてのドキュメントを表示できます。
> db.demo270.find();
上記のコマンドを実行すると、次のような出力が得られます。
{ "_id" : ObjectId("5e481e371627c0c63e7dbab8"), "ClientName" : "Chirs", "Age" : 34 }
{ "_id" : ObjectId("5e481e3d1627c0c63e7dbab9"), "ClientName" : "David", "Age" : 31 }
{ "_id" : ObjectId("5e481e431627c0c63e7dbaba"), "ClientName" : "Bob", "Age" : 31 }
{ "_id" : ObjectId("5e481e491627c0c63e7dbabb"), "ClientName" : "Carol", "Age" : 36 }$or演算子で複数の値を選択するクエリ
それでは、$or演算子を使って複数の条件を指定してみましょう。次のクエリは、「ClientName」が「Carol」であるドキュメント、または「Age」が「31」であるドキュメントを取得します。
> db.demo270.find({
... "$or" : [
... {
... "ClientName" : "Carol"
... },
... {
... "Age" : 31
... }
... ]
... }
...);このクエリを実行すると、条件のいずれかに一致したドキュメントのみが出力されます。
{ "_id" : ObjectId("5e481e3d1627c0c63e7dbab9"), "ClientName" : "David", "Age" : 31 }
{ "_id" : ObjectId("5e481e431627c0c63e7dbaba"), "ClientName" : "Bob", "Age" : 31 }
{ "_id" : ObjectId("5e481e491627c0c63e7dbabb"), "ClientName" : "Carol", "Age" : 36 }$in演算子との使い分けのポイント
なお、同じフィールドに対して複数の値を指定したい場合は、$in演算子の方がシンプルに記述できます。一方、$or演算子は異なるフィールド同士の条件を組み合わせられるため、より柔軟な検索が可能です。用途に応じて両者を使い分けるとよいでしょう。
このように、$or演算子を活用することで、MongoDBにおける複雑な検索条件を直感的に表現できます。ぜひ実際の開発でも活用してみてください。
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