MongoDBでクエリ結果の並び順を指定する方法|cursor.sort()の使い方を解説
MongoDBでは、クエリが一致したドキュメントをどのような順序で返すかを指定したい場合、cursor.sort()メソッドを使用します。ここでの「カーソル」とは、db.collectionName.find()によって返されるカーソルオブジェクトのことです。
この記事では、実際にコレクションを作成し、sort()を使ってドキュメントを特定の順序で取得する手順を解説します。
サンプルコレクションの作成
まず、insertOne()メソッドを使って、ドキュメントを含むコレクションを作成しましょう。
> db.demo259.insertOne({"Subject":"MySQL"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e47ae1f1627c0c63e7dba98")
}
> db.demo259.insertOne({"Subject":"Java"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e47ae231627c0c63e7dba99")
}
> db.demo259.insertOne({"Subject":"MongoDB"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e47ae281627c0c63e7dba9a")
}find()ですべてのドキュメントを表示する
次に、find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみます。
> db.demo259.find();
このクエリを実行すると、以下のような出力が得られます。ドキュメントは挿入された順序で表示されていることがわかります。
{ "_id" : ObjectId("5e47ae1f1627c0c63e7dba98"), "Subject" : "MySQL" }
{ "_id" : ObjectId("5e47ae231627c0c63e7dba99"), "Subject" : "Java" }
{ "_id" : ObjectId("5e47ae281627c0c63e7dba9a"), "Subject" : "MongoDB" }sort()で特定の順序にソートする
続いて、sort()メソッドを使って、特定のフィールドを基準にドキュメントを並べ替えるクエリを見ていきましょう。
> db.demo259.find().sort({"Subject":1});実行結果は以下のとおりです。「Subject」フィールドの値がアルファベット昇順(Java → MongoDB → MySQL)に並べ替えられています。
{ "_id" : ObjectId("5e47ae231627c0c63e7dba99"), "Subject" : "Java" }
{ "_id" : ObjectId("5e47ae281627c0c63e7dba9a"), "Subject" : "MongoDB" }
{ "_id" : ObjectId("5e47ae1f1627c0c63e7dba98"), "Subject" : "MySQL" }sort()の引数について
sort()メソッドには、ソートの基準となるフィールド名と、並び順を表す数値を指定します。
- 1:昇順(小さい順・アルファベット順)でソート
- -1:降順(大きい順・逆アルファベット順)でソート
たとえば、降順でソートしたい場合は、次のように記述します。
> db.demo259.find().sort({"Subject":-1});また、複数のフィールドを組み合わせてソートすることも可能です。その場合は、優先度の高いフィールドから順に指定します。
> db.collectionName.find().sort({"fieldA":1, "fieldB":-1});まとめ
MongoDBでクエリ結果の並び順を制御するには、find()が返すカーソルに対してsort()メソッドをチェーンして呼び出すだけです。昇順は「1」、降順は「-1」を指定することで、柔軟にドキュメントの取得順序を制御できます。大量のデータを扱うアプリケーションでは、目的の順序で結果を取得できるようにしておくことで、アプリケーション側での並べ替え処理を省略でき、パフォーマンス向上にもつながります。
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