MongoDBでレコードを挿入する際の引用符(ダブルクォート)のエスケープ方法
MongoDBに文字列データを挿入する際、値の中にダブルクォート(")が含まれていると、そのまま記述すると構文エラーの原因になります。そこで役立つのが、ダブルクォートに対応するUnicodeエスケープシーケンス「\u0022」です。この記事では、\u0022を使ってダブルクォートを安全にエスケープしながらドキュメントを挿入する手順を解説します。
1. エスケープしたドキュメントを持つコレクションを作成する
まずは、ダブルクォートを含む名前(StudentFullNameフィールド)を持つドキュメントを複数件挿入し、コレクションを作成してみましょう。ダブルクォートの部分を「\u0022」に置き換えて記述します。
> db.escapingQuotesDemo.insert({ "StudentFullName": "John \u0022 Smith" });
WriteResult({ "nInserted" : 1 })
> db.escapingQuotesDemo.insert({ "StudentFullName": "David \u0022 Miller" });
WriteResult({ "nInserted" : 1 })
> db.escapingQuotesDemo.insert({ "StudentFullName": "John \u0022 Doe" });
WriteResult({ "nInserted" : 1 })
> db.escapingQuotesDemo.insert({ "StudentFullName": "Carol \u0022 Taylor" });
WriteResult({ "nInserted" : 1 })いずれのinsertも正常に実行され、「WriteResult({ "nInserted" : 1 })」が返されていることがわかります。
2. find()メソッドで全ドキュメントを確認する
次に、find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみましょう。pretty()を組み合わせると、見やすい整形された形式で出力されます。
> db.escapingQuotesDemo.find().pretty();
実行結果
{
"_id" : ObjectId("5ccf42e2dceb9a92e6aa195b"),
"StudentFullName" : "John \" Smith"
}
{
"_id" : ObjectId("5ccf42f0dceb9a92e6aa195c"),
"StudentFullName" : "David \" Miller"
}
{
"_id" : ObjectId("5ccf42f9dceb9a92e6aa195d"),
"StudentFullName" : "John \" Doe"
}
{
"_id" : ObjectId("5ccf4303dceb9a92e6aa195e"),
"StudentFullName" : "Carol \" Taylor"
}ポイントのまとめ
- ダブルクォートのUnicodeは「\u0022」。文字列中ではこれをそのまま記述することでエスケープできます。
- 挿入後のドキュメントを取得すると、値は「\"」(バックスラッシュ+ダブルクォート)として格納・表示されます。
- find().pretty()を使うことで、ドキュメントの内容を整形して確認できます。
このように、MongoDBでは「\u0022」というUnicodeエスケープを利用することで、ダブルクォートを含む文字列でも問題なくレコードを挿入できます。JSON形式のデータを扱う際に引用符がネストするケースなどでぜひ活用してください。
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