PHP MongoDBコンテキストオプション徹底解説!コールバック関数とサーバー情報パラメータの一覧
はじめに
PHPは、データベース拡張モジュールを通じてMongoDBデータベースと連携することができます。旧バージョンのPHPでは、PECLからmongoドライバーをインストールして利用していましたが、現在はその後継となるmongodbドライバーが標準的な選択肢です。
どちらのドライバーも、Linux・Windows・MacOS向けにコンパイル済みバイナリとして提供されているため、手軽にインストールできます。また、GitHubで公開されているソースtarballから手動でビルド・インストールすることも可能です。いずれの場合も、php.iniの設定でmongoまたはmongodb拡張を有効化する必要がある点に注意してください。
PHPのMongoDB拡張は、mongodbコンテキストによるストリームコンテキストサポートを提供しています。これにより、クエリのログ取得やデバッグなどに役立つ各種コールバック関数を登録できます。主なコンテキストオプションは以下の通りです。
コンテキストオプション一覧
log_cmd_insert(array $server, array $document, array $writeOptions, array $protocolOptions)
ドキュメントを挿入する際に、log_cmd_insertコンテキストオプションによって呼び出されるコールバック関数です。
log_cmd_delete(array $server, array $writeOptions, array $deleteOptions, array $protocolOptions)
ドキュメントを削除する際に、log_cmd_deleteコンテキストオプションによって呼び出されるコールバック関数です。
log_cmd_update(array $server, array $writeOptions, array $updateOptions, array $protocolOptions)
ドキュメントを更新する際に、log_cmd_updateコンテキストオプションによって呼び出される関数です。
log_write_batch(array $server, array $writeOptions, array $batch, array $protocolOptions)
バッチ操作を実行する際に、log_write_batchコンテキストオプションによって呼び出される関数です。
log_reply(array $server, array $messageHeaders, array $operationHeaders)
MongoDBからの応答を読み取る際に使用されるコールバック関数です。
log_getmore(array $server, array $info)
GET_MORE操作を実行する際に、log_getmoreコンテキストオプションによって呼び出されるコールバック関数です。
log_killcursor(array $server, array $info)
KILLCURSOR操作を実行する際に呼び出されるコールバック関数です。
$server配列に含まれる基本情報
これらのコールバック関数に渡される$server配列には、接続先ノードに関する以下の基本的な情報が格納されています。
- hash − サーバーハッシュ。例:localhost:27017;-;X;56052
- type − ノードタイプ(primary/secondary/mongos/arbiter)。例:2
- max_bson_size − このノードがネットワーク経由で受け付けられる最大BSONサイズ。例:16777216
- max_message_size − このノードがネットワーク経由で受け付けられる最大メッセージサイズ。例:48000000
- request_id − このメッセージのリクエスト識別子。例:42
これらのコンテキストオプションを活用することで、MongoDBへの操作を細かく監視し、アプリケーションのデバッグやパフォーマンスチューニングに役立てることができます。
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