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PHPのmb_ereg_match()関数で正規表現パターンにマッチさせる方法

PHPには、mb_ereg_match()というマルチバイト文字列対応の正規表現マッチング関数が用意されています。この関数は、指定した文字列が正規表現パターンに一致するかどうかを判定するために使用されます。重要なポイントとして、mb_ereg_match()は文字列の先頭からのみマッチングを行うという特徴があります。つまり、パターンが文字列の中間や末尾に存在しても、先頭で一致しなければマッチとはみなされません。マッチが見つかった場合はtrue(1)を返し、見つからなかった場合はfalse(0)を返します。

構文

bool mb_ereg_match(string $pattern, string $string, ?string $options = null)

パラメータ

この関数は、以下の3つのパラメータを受け取ります。

  • $pattern − マッチングに使用する正規表現パターンを指定します。

  • $string − パターンと照合される評価対象の文字列を指定します。

  • $options − 検索動作を制御するためのオプションです。省略することもできます。

戻り値

mb_ereg_match()は、指定した文字列が正規表現パターンにマッチした場合にtrue(1)を返します。マッチしなかった場合はfalse(0)を返します。

使用例1:先頭からのマッチング

<?php
   // 「Hello World」はHで始まるためtrueを返す
   $result = mb_ereg_match("H", "Hello World");
   var_dump($result);

   // 「World」はHで始まらないためfalseを返す
   $output = mb_ereg_match("H", "World");
   var_dump($output);
?>

出力結果

bool(true)
bool(false)

注意: この例では、マッチングは必ず文字列の先頭から行われます。「Hello World」の場合、先頭の「H」がパターンと一致しているためtrueが返されていますが、「World」は先頭が「W」であるためfalseとなります。

文字列内の任意の場所をマッチさせる方法

もし指定した文字列の任意の位置にある部分をマッチさせたい場合は、ワイルドカード「.」(任意の一文字)と繰り返し演算子「*」(0回以上の繰り返し)を組み合わせた「.*」を使用します。これにより、先頭以外の位置にあるパターンにもマッチできるようになります。次の例を見てみましょう。

使用例2:「.*」を使った柔軟なマッチング

<?php
   // 先頭から「e」までの任意の文字列にマッチする
   $result = mb_ereg_match(".*e", "Hello World");
   var_dump($result);
?>

出力結果

bool(true)

このように「.*」をパターンの先頭に付けることで、「e」という文字が文字列内のどこにあっても、それより前の部分がマッチ対象となるためtrueが返されます。

なお、mb_ereg_match()はマルチバイト文字(日本語など)にも対応しているため、UTF-8などのエンコーディングを利用する日本語サイトでも安心して使えるのが大きなメリットです。ただし、事前にmb_regex_encoding()関数で内部エンコーディングを適切に設定しておくことをおすすめします。

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