C言語の前置インクリメント(++)と前置デクリメント(--)演算子の違いと使い方
C言語におけるインクリメント演算子は変数の値を1つ増やすために使用され、デクリメント演算子はその逆で、変数の値を1つ減らすために使用されます。どちらもループ処理などで頻繁に使われる重要な演算子です。
前置インクリメント・前置デクリメントの構文
前置インクリメント演算子は、変数名の前に「++」を付けます。
++variable_name;
前置デクリメント演算子は、変数名の前に「--」を付けます。
--variable_name;
それでは、前置インクリメントと前置デクリメントの動作の違いを見ていきましょう。
前置インクリメント(++i)とは
前置インクリメントでは、変数に値が代入される前に、値が1つ増加します。つまり、式の中で変数を使用する時点ですでに値が+1された状態になっています。
以下は、C言語での前置インクリメントの使用例です。
サンプルコード
#include <stdio.h>
int main() {
int i = 5;
printf("The pre-incremented value : %d\n", i);
while(++i < 10)
printf("%d\t", i);
return 0;
}実行結果
The pre-incremented value : 5 6 7 8 9
この例では、while文の条件判定の段階で i が先に1増やされるため、6から9までの値が出力されます。
前置デクリメント(--i)とは
前置デクリメントでは、変数に値が代入される前に、値が1つ減少します。式の中で変数を使用する時点ですでに値が-1された状態になります。
以下は、C言語での前置デクリメントの使用例です。
サンプルコード
#include <stdio.h>
int main() {
int i = 10;
printf("The pre-decremented value : %d\n", i);
while(--i > 5)
printf("%d\t", i);
return 0;
}実行結果
The pre-decremented value : 10 9 8 7 6
この例では、条件判定の前に i が1減らされるため、9から6までの値が出力されます。
まとめ
前置インクリメント(++i)と前置デクリメント(--i)は、どちらも「値の更新が先に行われ、その後に式の評価が行われる」という点が特徴です。後置形式(i++ や i--)との違いを理解しておくと、ループ処理や条件式でのバグを防ぐことができます。
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