C言語でさまざまなフォント・サイズのカラーメッセージを出力する方法
C/C++言語では、graphics.hヘッダーファイルに含まれるグラフィックス関数を使用することで、出力内容を自由にカスタマイズできます。このライブラリを使えば、図形オブジェクトの作成はもちろん、テキストの色の設定、フォントやサイズの変更、出力画面の背景色の変更なども可能です。
ここでは、C/C++プログラミングにおいて出力テキストを装飾するための主要な関数の使い方を順番に解説していきます。
1. setcolor() ― テキストの色を変更する
setcolor()関数は、出力するテキストや描画オブジェクトの色を変更するために使用します。引数には0〜15までの整数値(カラー定数)を指定できます。
構文
setcolor(int color);
使用例
#include<stdio.h>
#include<graphics.h>
int main(){
int gdriver = DETECT, gmode;
initgraph(&gdriver, &gmode, "C:\\Turboc3\\BGI");
setcolor(5); /* マゼンタ色で描画 */
return 0;
}
2. settextstyle() ― フォント・向き・サイズを変更する
settextstyle()関数は、出力テキストのフォントスタイル、文字の向き(横書き・縦書き)、サイズを変更します。
構文
settextstyle(int style, int orientation, int size);
- style:フォントの種類(DEFAULT_FONT、TRIPLEX_FONT など)
- orientation:文字の向き(HORIZ_DIR=横向き、VERT_DIR=縦向き)
- size:文字サイズ(拡大率)
使用例
#include<stdio.h>
#include<graphics.h>
int main(){
int gdriver = DETECT, gmode;
initgraph(&gdriver, &gmode, "C:\\Turboc3\\BGI");
settextstyle(3, 1, 4);
return 0;
}
3. outtextxy() ― 指定した座標にメッセージを表示する
outtextxy()関数は、画面上の指定した座標(x, y)にメッセージを表示するために使用します。座標と表示したい文字列を引数として渡します。
構文
outtextxy(int x, int y, char *text);
使用例
#include<stdio.h>
#include<graphics.h>
int main(){
int gdriver = DETECT, gmode;
initgraph(&gdriver, &gmode, "C:\\Turboc3\\BGI");
setcolor(5);
settextstyle(3, 0, 4);
outtextxy(100, 100, "hello!");
getch();
closegraph();
return 0;
}
4. textheight() / textwidth() ― テキストの高さと幅を取得する
textheight()関数とtextwidth()関数は、それぞれ現在のフォント設定におけるテキストの高さと幅をピクセル単位で取得します。文字列の配置計算やレイアウト調整に役立ちます。
構文
textheight(char *text);
textwidth(char *text);
まとめ
これらの関数を組み合わせることで、C言語でもカラフルで視認性の高いグラフィカルなテキスト出力を実現できます。なお、graphics.hはTurbo C++など旧式の開発環境向けのBGIグラフィックスライブラリであるため、最新のコンパイラで利用する場合はWinBGImなどの互換ライブラリが必要になる点に注意してください。
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