連結リスト(リンクリスト)の長さを求めるC言語プログラム
連結リスト(リンクリスト)は動的メモリ割り当てを利用するデータ構造であり、要素の追加や削除に応じてサイズが柔軟に変化します。連結リストは「ノード」と呼ばれる要素の集合として定義され、各ノードはデータ部とリンク部(次のノードへのポインタ)の2つの部分で構成されています。
データ・リンク・連結リストの関係は、以下のように表現できます。

連結リストの種類
連結リストには主に以下の4種類があります。
- 単方向連結リスト(シングルリンクリスト)
- 双方向連結リスト(ダブルリンクリスト)
- 循環単方向連結リスト
- 循環双方向連結リスト
再帰を使って長さを求めるロジック
本記事では、再帰呼び出しを利用して連結リストの長さ(ノード数)を求める方法を紹介します。基本的な考え方はシンプルです。
- 現在のノードがNULL(リストの終端)であれば、それまでカウントした値を返す
- NULLでなければ、カウンタを1つ増やし、次のノードに対して同じ関数を再帰的に呼び出す
このロジックをコードにすると、次のようになります。
int length(node *temp){
if(temp==NULL)
return l;
else{
l=l+1;
length(temp->next);
}
}C言語による完全なプログラム
以下は、ユーザーから入力を受け取って連結リストを構築し、その長さを再帰関数で求めるCプログラムの完全な例です。
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
typedef struct linklist{
int data;
struct linklist *next;
}node;
int l=0;
int main(){
node *head=NULL,*temp,*temp1;
int len,choice,count=0,key;
do{
temp=(node *)malloc(sizeof(node));
if(temp!=NULL){
printf("\nenter the elements in a list : ");
scanf("%d",&temp->data);
temp->next=NULL;
if(head==NULL){
head=temp;
}else{
temp1=head;
while(temp1->next!=NULL){
temp1=temp1->next;
}
temp1->next=temp;
}
}else{
printf("\nMemory is full");
}
printf("\npress 1 to enter data into list: ");
scanf("%d",&choice);
}while(choice==1);
len=length(head);
printf("The list has %d no of nodes",l);
return 0;
}
//recursive function to find length
int length(node *temp){
if(temp==NULL)
return l;
else{
l=l+1;
length(temp->next);
}
}プログラムのポイント
- malloc関数:新しいノードを作成するたびに動的にメモリを確保します。確保に失敗した場合は「Memory is full」と表示されます。
- 末尾への挿入:headから順にnextポインタをたどり、リストの最後尾に新しいノードを接続します。
- グローバル変数l:再帰関数内でノード数をカウントするために使用しています。
実行結果
上記のプログラムを実行すると、次のような出力が得られます。
Run 1: enter the elements in a list: 3 press 1 to enter data into list: 1 enter the elements in a list: 56 press 1 to enter data into list: 1 enter the elements in a list: 56 press 1 to enter data into list: 0 The list has 3 no of nodes Run 2: enter the elements in a list: 12 press 1 to enter data into list: 1 enter the elements in a list: 45 press 1 to enter data into list: 0 The list has 2 no of nodes
実行例1では3つのノード(3、56、56)、実行例2では2つのノード(12、45)が登録され、それぞれ正しくノード数が出力されていることが確認できます。
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