C言語のgoto文を解説!平方根を計算するサンプルプログラム
このCプログラムは、5つの数値に対して平方根を計算する例です。変数countには、読み込んだ数値の個数が記録されます。countが5以下である間は、goto read;文によって制御がラベル「read」の位置へ移り、処理を繰り返します。countが5を超えると、終了メッセージを表示してプログラムを停止します。
goto文とは
goto文は、通常のプログラム実行の流れ(順次実行)から外れ、制御をプログラム内の別の場所へ強制的に移すために使用されます。ラベルで指定した位置にジャンプすることで、ループ処理やエラー処理などを実現できます。

プログラム
以下は、goto文を使用したCプログラムの例です。
#include <math.h>
main(){
double x, y;
int count;
count = 1;
printf("Enter FIVE real values in a LINE \n");
read:
scanf("%lf", &x);
printf("\n");
if (x < 0)
printf("Value - %d is negative\n",count);
else{
y = sqrt(x);
printf("%lf\t %lf\n", x, y);
}
count = count + 1;
if (count <= 5)
goto read;
printf("\nEnd of computation");
}プログラムのポイント
- ラベル「read」を付けた位置から、scanfによる入力と平方根の計算が繰り返されます。
- 入力値が負の場合はsqrt関数が使えないため、「負の値である」ことを示すメッセージを表示します。
- countが5以下の間だけ
goto read;で戻るため、合計5回の入力処理が行われます。
実行結果
上記のプログラムを実行すると、次のような出力が得られます。
Enter FIVE real values in a LINE 2.3 -4.5 2 6.8 -44.7 2.300000 1.516575 Value - 2 is negative 2.000000 1.414214 6.800000 2.607681 Value - 5 is negative End of computation
まとめ
このようにgoto文を使うことで、for文やwhile文を使わずに繰り返し処理を実装できます。ただし、現代のC言語プログラミングでは、goto文の乱用はコードの可読性や保守性を損なうため、原則としてfor文やwhile文などの制御構造を使うことが推奨されています。goto文は、多重ループからの脱出やエラー処理への一括ジャンプなど、限定的な場面での使用にとどめるのが良いでしょう。
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