C#の列挙型(Enum)とは?基本的な使い方をサンプルコード付きで解説
C#における列挙型(Enum:Enumeration)は、曜日、月、季節、製品カテゴリなど、関連する一連の名前付き定数をひとつのグループとして格納するためのデータ型です。
Enumの定数にはデフォルトで0から始まる整数値が自動的に割り当てられ、宣言された順番に1ずつ増加していきます。定数のセットは固定されており、ループ処理などで簡単に走査(トラバース)できるのも大きな特徴です。
Enumの基本的な特徴
- 関連する名前付き定数をひとまとめに管理できる
- 最初の定数にはデフォルトで「0」が割り当てられ、以降は1ずつ増加する
- 値は明示的に変更することも可能
- 型安全性が高く、無効な値の代入をコンパイル時に防げる
Enumの定義例
ここでは、車両の種類を表すEnumを次のように定義します。
public enum Vehicle { Car, Bus, Truck }この場合、Car = 0、Bus = 1、Truck = 2 という整数値が自動的に割り当てられます。
サンプルコード
以下は、Enumの各定数をint型にキャストして値を出力する完全な例です。
using System;
public class Demo {
public enum Vehicle { Car, Bus, Truck }
public static void Main() {
int a = (int)Vehicle.Car;
int b = (int)Vehicle.Bus;
int c = (int)Vehicle.Truck;
Console.WriteLine("Car = {0}", a);
Console.WriteLine("Bus = {0}", b);
Console.WriteLine("Truck = {0}", c);
}
}実行結果
Car = 0 Bus = 1 Truck = 2
このように、C#のEnumを使うことで、意味のある名前で定数を管理でき、コードの可読性と保守性を大幅に向上させることができます。マジックナンバー(直接記述された数値)を避けたい場面で特に有効です。
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