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C#のreturnステートメントの使い方を徹底解説


returnステートメントとは

C#におけるreturnステートメントは、メソッドから呼び出し元へ値を返すために使用されるキーワードです。プログラムがあるメソッドを呼び出すと、処理の制御はその呼び出されたメソッドへと移ります。そして、メソッド内でreturnが実行されると、指定した値が呼び出し元に返され、同時に制御も呼び出し元へ戻ります。

戻り値を持つメソッドを定義する場合は、メソッドの宣言時に戻り値の型(例:doubleintなど)を指定する必要があります。戻り値がない場合はvoidを指定します。

returnステートメントの基本構文

戻り値の型 メソッド名(引数リスト) {
    // 処理
    return 戻り値;
}

returnステートメントの使用例

以下は、C#でreturnステートメントを使う方法を学ぶためのサンプルです。ここでは、int型の配列を受け取って平均値を計算し、その結果をreturnで返すメソッドを実装しています。

double getAverage(int[] arr, int size) {
    int i;
    double avg;
    int sum = 0;

    for (i = 0; i < size; ++i) {
        sum += arr[i];
    }

    avg = (double)sum / size;
    return avg;
}

このメソッドでは、まず配列の要素をすべて合計し、その合計値を要素数で割ることで平均値を求めています。(double)へのキャストにより、整数同士の除算による切り捨てを防ぎ、正確な小数値を返せるようにしている点にも注目してください。

完全なサンプルコード

以下は、上記のメソッドを含む完全なプログラム例です。

using System;
namespace ArrayApplication {
    class MyArray {
        double getAverage(int[] arr, int size) {
            int i;
            double avg;
            int sum = 0;

            for (i = 0; i < size; ++i) {
                sum += arr[i];
            }

            avg = (double)sum / size;
            return avg;
        }

        static void Main(string[] args) {
            MyArray app = new MyArray();

            /* 5つの要素を持つint型の配列 */
            int [] balance = new int[]{1000, 2, 3, 17, 50};
            double avg;

            /* 配列を引数として渡す */
            avg = app.getAverage(balance, 5);

            /* 返された値を出力 */
            Console.WriteLine("Average value is: {0}", avg);
            Console.ReadKey();
        }
    }
}

実行結果

Average value is: 214.4

ポイントまとめ

  • returnはメソッドの処理を終了し、呼び出し元に値を返します。
  • 戻り値の型はメソッド宣言時の型と一致させる必要があります。
  • void型のメソッドでは、return;のみを記述して早期に処理を抜けることも可能です。
  • 整数同士の除算では小数点以下が切り捨てられるため、必要に応じてキャストを行いましょう。

このように、returnステートメントを活用することで、計算結果などを柔軟に呼び出し元へ渡すことができ、再利用性の高いコードを書くことができます。


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