C#で2つのリストの差分を取得する方法:Except()メソッドの使い方
C#で2つのリストの差分(一方のリストにのみ存在する要素)を取得するには、LINQのExcept()メソッドを使うのが最も簡単です。まずは、比較対象となる2つのリストを用意しましょう。
// 最初のリスト
List<string> list1 = new List<string>();
list1.Add("A");
list1.Add("B");
list1.Add("C");
list1.Add("D");
// 2番目のリスト
List<string> list2 = new List<string>();
list2.Add("C");
list2.Add("D");差分を求めるには、戻り値の型である IEnumerable<T> と Except() メソッドを次のように組み合わせます。ここでは、list1 から list2 に含まれる要素を除外した結果が、3つ目の変数 list3 に格納されます。
IEnumerable<string> list3; list3 = list1.Except(list2);
Except() は集合演算の一種で、「呼び出し元のコレクションから、引数に指定したコレクションに含まれる要素を取り除いたもの」を返します。以下に、処理の全体像がわかる完全なサンプルコードを示します。
サンプルコード
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
public class Demo {
public static void Main() {
List<string> list1 = new List<string>();
list1.Add("A");
list1.Add("B");
list1.Add("C");
list1.Add("D");
Console.WriteLine("最初のリスト...");
foreach(string value in list1) {
Console.WriteLine(value);
}
Console.WriteLine("2番目のリスト...");
List<string> list2 = new List<string>();
list2.Add("C");
list2.Add("D");
foreach(string value in list2) {
Console.WriteLine(value);
}
Console.WriteLine("2つのリストの差分...");
IEnumerable<string> list3;
list3 = list1.Except(list2);
foreach(string value in list3) {
Console.WriteLine(value);
}
}
}実行結果
最初のリスト... A B C D 2番目のリスト... C D 2つのリストの差分... A B
このように、list1 には存在するものの list2 には存在しない要素「A」と「B」だけが出力されました。
Except()メソッドを使う際のポイント
- System.Linq 名前空間が必要 — Except() は LINQ の拡張メソッドのため、ファイル先頭で
using System.Linq;を宣言しておきましょう。 - 重複要素は自動的に除去される — 結果には重複が含まれません。重複を保持したい場合は、別の手法を検討する必要があります。
- 遅延実行される — Except() の結果は、foreach などで実際に列挙されたタイミングで初めて評価されます。
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