C#のEquals(String、String)メソッドとは?文字列比較の基本と使い方を解説
C#のEquals()メソッドは、2つのStringオブジェクトが同じ値を持っているかどうかを判定するために使用されるメソッドです。文字列同士を比較し、値が一致していればtrue、一致していなければfalseを返します。
構文
bool string.Equals(string s1, string s2)
上記の構文において、s1とs2は比較対象となる文字列です。戻り値はbool型で、両者の値が等しい場合にtrueが返されます。
使用例1:異なる文字列と同じ参照の文字列を比較
まず、異なる値を持つ文字列と、同一の参照を持つ文字列を比較する例を見てみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(string[] args) {
string s1 = "Kevin";
string s2 = "Tom";
string s3 = s2;
Console.WriteLine("String1 = "+s1);
Console.WriteLine("String2 = "+s2);
Console.WriteLine("Are both the strings equal? = "+s1.Equals(s2));
Console.WriteLine("Are both the strings equal? = "+s2.Equals(s3));
}
}出力結果
String1 = Kevin String2 = Tom Are both the strings equal? = False Are both the strings equal? = True
この例では、s1(Kevin)とs2(Tom)は値が異なるためfalseが返されます。一方、s3はs2と同じ参照を持つため、s2.Equals(s3)はtrueとなります。
使用例2:複数の文字列を組み合わせて比較
次に、5つの文字列変数を使って、さまざまな組み合わせでEquals()メソッドを試してみます。
using System;
public class Demo {
public static void Main(string[] args) {
string s1 = "David";
string s2 = "David";
string s3 = s2;
string s4 = "Tom";
string s5 = s4;
Console.WriteLine("String1 = "+s1);
Console.WriteLine("String2 = "+s2);
Console.WriteLine("String3 = "+s3);
Console.WriteLine("String4 = "+s4);
Console.WriteLine("String5 = "+s5);
Console.WriteLine("Is s1 and s2 equal? = "+s1.Equals(s2));
Console.WriteLine("Is s2 and s3 equal? = "+s2.Equals(s3));
Console.WriteLine("Is s3 and s4 equal? = "+s3.Equals(s4));
Console.WriteLine("Is s4 and s5 equal? = "+s4.Equals(s5));
}
}出力結果
String1 = David String2 = David String3 = David String4 = Tom String5 = Tom Is s1 and s2 equal? = True Is s2 and s3 equal? = True Is s3 and s4 equal? = False Is s4 and s5 equal? = True
解説のポイント
s1とs2は別々に宣言されていますが、どちらも「David」という同じ値を持つため、trueが返されます。s3はs2への参照代入なので、当然ながらtrueとなります。s3(David)とs4(Tom)は値が異なるため、falseが返されます。s4とs5は同じ参照を持つため、trueが返されます。
このように、C#のEquals()メソッドは参照の同一性だけでなく値の等価性を判定するため、別々の変数に格納された同じ内容の文字列でもtrueが返る点が特徴です。文字列比較を行う際には、==演算子との違いも理解しておくと、より安全なコードを書くことができます。
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