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MSSQLデータベースのバックアップ手順を解説!バックアップの種類と取得方法のすべて

本記事では、MS SQLデータベースのバックアップ取得プロセス、バックアップの種類、そして実際にバックアップを行うための手順について詳しく解説します。

はじめに

MSSQL(Microsoft SQL Server)は、他のアプリケーションが必要とするデータの保存・取得という基本機能のために構築されたリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。同一コンピュータ上でも、ネットワーク経由で別のコンピュータ上でも実行できます。ノートパソコン1台から高性能なクラウドサーバーのネットワークまで、あらゆる環境で動作可能な高い拡張性を持つ製品です。

バックアッププロセスの基本

SQL Serverでは、以下の3つの基本的なバックアップタイプが提供されています。

  1. 完全バックアップ(Full Backup)
  2. 差分バックアップ(Differential Backup)
  3. トランザクションログバックアップ(Transaction Log Backup)

それでは、それぞれのバックアップタイプについて詳しく見ていきましょう。

1. 完全バックアップ(Full Backup)

対象データベースのすべてのデータを含むバックアップを「完全バックアップ」と呼びます。ファイルセットやファイルグループ、データ復旧を保証するためのログなども含まれます。このバックアップはデータベース全体とトランザクションログの一部を作成するため、データベースを復元することが可能です。

2. 差分バックアップ(Differential Backup)

差分バックアップは、直近の完全バックアップを基準として作成されます。前回の完全バックアップ以降に変更されたデータのみを記録します。差分バックアップを復元するには、事前に完全バックアップが必要となります。

3. トランザクションログバックアップ(Transaction Log Backup)

トランザクションログのバックアップを「トランザクションログバックアップ」と呼びます。前回のトランザクションログバックアップに含まれていなかったすべてのログエントリが記録されます(完全復旧モデルでのみ利用可能)。

MS SQLの完全バックアップ取得手順

DBバックアップの手順:

ステップ1: バックアップ対象データベースを選択して右クリック

バックアップを取得したいデータベースを選択し、右クリックします。下図のような画面が表示されるので、「タスク」から「バックアップ」を選択してください。

ステップ2: バックアップタイプと保存先パスを確認

バックアップタイプ(完全/差分/ログ)を選択し、バックアップファイルが作成される保存先パスを必ず確認しましょう。

ステップ3: バックアップオプションで圧縮設定を選択

「バックアップオプション」に移動し、必要に応じて「バックアップの圧縮」を選択します。

ステップ4: 追加ボタンでバックアップ先のパスを指定

「追加」ボタンをクリックし、バックアップファイルを保存するパスを選択します。バックアップ先の場所にアクセスできることを確認してください。

ステップ5: ファイル名とパスを指定してOKをクリック

パスとバックアップファイル名(.BAK拡張子付き)を入力し、「OK」をクリックします。

バックアップファイルの拡張子一覧:

  1. 完全バックアップ:(.BAK)
  2. トランザクションログ:(.trn)
  3. 差分バックアップ:(.dif)
  4. ファイル&ファイルグループ:(.fil)

ステップ6: OKボタンをクリック

設定を確定するために「OK」ボタンをクリックします。

ステップ7: 再度OKをクリック

「OK」ボタンをクリックした後、さらに再度「OK」をクリックします。

ステップ8: バックアップ完了を確認

バックアップが完了したら、再度「OK」をクリックします。

ステップ9: バックアップファイルの存在を確認

バックアップを保存した場所に、バックアップファイルが正しく作成されているか確認しましょう。

バックアップ運用のための重要なポイント

データベースのサイズが大きい場合は、完全バックアップ・差分バックアップ・トランザクションログバックアップを組み合わせる必要があります。データベースが大きくても変更頻度が低いのであれば、差分バックアップは完全バックアップよりも少ない容量で済み、ストレージ容量を大幅に節約できます。

また、バックアップはデータベースと同じドライブには保存しないでください。可能であれば別のサーバーに、さらに理想的には物理的に離れた別の場所に保管することをおすすめします。

まとめ

データベースのバックアップは、障害発生時の復旧において不可欠な要素です。データベースの重要度に応じて適切なバックアップポリシーを策定し、復旧計画を検証しておくことが重要です。

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