Samsung Payの設定方法と使い方を徹底解説!初期設定から支払いまで
非接触型決済が登場した当初、スマートフォンだけで支払いを済ませるという発想は、まるでSFのような未来技術に思えていました。しかし時は流れ、今では大多数のスマートフォンユーザーが財布を持ち歩かずに、モバイルデバイスだけで買い物を完結できる時代になっています。
iPhoneユーザーにはApple Payがありますが、GalaxyなどのSamsungユーザーには「Google Pay」と、Samsung独自のウォレットアプリである「Samsung Pay」という2つの選択肢があります。
Samsung Payを使い始めるために必要なもの
その名の通り、Samsung Payは一部のSamsungデバイス専用に設計されたデジタルウォレットアプリです。iOSでは利用できず、他のAndroid端末で動作させる裏技的な方法もありますが、そうしたニーズはGoogle Payで十分にカバーされています。
Samsung Payに対応しているスマートフォン
Samsung Payは、NFC(近距離無線通信)に対応した近年のSamsungスマートフォンで利用できます。主な対応機種は以下の通りです。
- Galaxy Sシリーズ(S6以降)
- Galaxy Note 8以降
- Galaxy FoldおよびZ Flipシリーズ
- Galaxy A50、A70以降
- Aシリーズ・Jシリーズの一部の旧モデル
また、以下のウェアラブルデバイスでもSamsung Payを利用できます。
- Samsung Galaxy Watch Active2
- Samsung Galaxy Watch Active
- Galaxy Watch / Galaxy Watch 4G
- Gear S3 Classic / Gear S3 Frontier
- Gear Sport
Samsung Payで利用できるカードの種類
対応端末に加えて、Samsung Payの利用には対応カード発行会社のカードが必要です。
アメリカでは、American Express、Visa、Mastercardとの提携に加え、Bank of America、Chase、Wells Fargo、Capital Oneをはじめとする大手銀行や、数多くの地方銀行・信用組合に対応しています。
一方、イギリスではMonzoやBarclaysといった大手銀行が対応リストに入っていません。Samsungは対応カード会社を拡大中と説明していますが、現在の注力先は、Curveのエンジンを活用してMastercardおよびVisaのデビットカード・クレジットカードを1つのアプリにまとめられる「Samsung Pay+」のようです。
各国で対応している銀行・カードの詳細なリストは、samsung.comのサポートページで確認できます。アメリカ・イギリス以外にお住まいの方も、必ず事前にチェックしておきましょう。
Samsung Payの初期設定方法
対応カード発行会社を利用していれば、Samsung Payのセットアップは非常にスムーズです。アプリには最大10枚の支払い用カードを登録できるほか、デフォルトの交通カードを設定したり、最大300枚のポイントカード(ロイヤルティカード)を追加したりすることも可能です。
なお、アメリカでSamsung Payを利用している場合は、対応するギフトカードの追加・利用にも対応しています。
Samsung Payにカードを追加する方法
セキュリティ保護のため、カード入力画面はスクリーンショット撮影不可となっていますが、以下の手順で登録を進められます。
- スマートフォンでSamsung Payアプリを開きます。
- 「+ 支払いカード(Payment cards)」に進みます。
- カードをカメラでスキャンするか、非接触対応カードであればNFCで読み取るか、あるいはカード情報を手動入力して追加します。
- 最後に、登録するカードに紐づく請求先住所を入力すれば完了です。
カードを追加すると、ホーム画面のボタン表示が「+ 支払いカード」から「01 支払いカード」に変わります。登録済みカードの確認や追加カードの登録は、「01 支払いカード」をタップし、右上の「追加(Add)」から行えます。
デフォルトの交通カードを設定する方法
国や地域によっては、公共交通機関でSamsung Payを利用できます。デフォルトの交通カードを設定するには、あらかじめ支払い用カードを1枚以上登録しておく必要があります。
- サイドメニューから「交通カード」を選択するか、ホーム画面を下にスクロールして「交通カード」セクションを表示します。
- 「交通カードを設定」をタップします。
- 複数のカードを登録している場合は、使用したいカードを選択します。
- SMSまたはメールによる本人確認を完了させます。
交通カードを設定しておけば、スマホの画面がオフの状態でも、改札のカードリーダーにかざすだけで乗車処理が可能です。逆にこの機能を使いたくない場合は、「交通カードを設定」画面で「交通カードを使用」をオフにすれば、いつでも無効化できます。
ポイントカードを追加する方法
財布がポイントカードでパンパンになっている方は、Samsung Payへの登録で荷物を大幅に減らせます。最大300枚のポイントカードを登録でき、実物のカードを持ち歩かずにポイントの獲得や引き換えが可能です。
- ホーム画面で「+ ポイントカード」をタップするか、サイドメニューから「ポイントカード」に移動します。
- 「ポイントカードを読み込む」または「ポイントカードを追加」のどちらかを選択します。
- Wallet系アプリを使ったことがない場合は、「ポイントカードを追加」を選びましょう。
- リストから追加したいカードを選ぶか検索します。リストにないカードを手動で追加することもできます。
- バーコード付きのカードであれば、スキャンするか番号を手動入力して登録します。
Samsung Payで支払う方法
支払いの際は、アプリ一覧からSamsung Payを起動するか、ホーム画面・ロック画面の下部から上へスワイプしてアプリを呼び出します。使いたいカードを選択し、指紋認証またはSamsung PayのPINで本人確認を行いましょう。
あとは端末を店頭のカードリーダーにかざすだけで、NFC経由で決済が完了し、完了通知が届きます。
Samsung Payを交通カードとして使う方法
デフォルト設定した交通カードの使い方は少し特殊で、アプリを開くことも認証することも不要です。スマートフォンをカードリーダーにかざすだけで決済されます。
端末の電源が入っていればよく、画面がオフのままでも問題ありません。
Samsung Payでポイントカードを使う方法
ポイントカードを利用する際は、Samsung Payアプリを開いて「Pay」タブに移動し、「ポイントカード」をタップして使いたいカードを選択します。画面にバーコードが表示されるので、店頭でスキャンしてもらいましょう。
また、アプリメニューから「ポイントカード」を選び、対象カードを選択したうえで画面下部の「カードを使用(Tap to use card)」をタップする方法もあります。
ポイントやクレジットの引き換えは、バーコードをスキャンした後に店舗側のシステムで処理されます。物理カードを提示する場合と同じ流れなので迷うことはありません。
Samsung Payのセキュリティは安心?
スマートフォンをお財布代わりにするのは不安に感じるかもしれませんが、Samsung Payには多層的なセキュリティ対策が組み込まれています。トークン化技術とSamsung KNOXによって支払い情報を厳重に保護し、店舗での決済時には指紋認証または4桁のPINによる本人確認が必須です。
スマートフォンを紛失した場合はどうなる?
端末を紛失・盗難された場合でも、カード情報は安全に守られます。端末がロックされている間はカードの詳細が非表示になり、あなたの指紋やPINなしでは店舗決済を承認できません。ただし、交通カードはロック解除なしで利用できるため、紛失時は速やかな対処が必要です。
そんなときは、Samsungの「Find My Mobile(スマートフォンを探す)」サービスを活用しましょう。端末の位置を特定できるだけでなく、支払いカードをリモートで無効化することも可能です。
デジタルウォレットの選び方
iPhoneユーザーの選択肢がApple Payに限られるのに対し、SamsungユーザーはGoogle PayとSamsung Payのどちらかを選べます。
SamsungユーザーならSamsung Payが自然な選択に見えますが、Google Payにはオンライン決済にも対応しているという大きな強みがあります。初めてデジタルウォレットを使う方は、実際に両方を試してから自分に合った方を選ぶのがおすすめです。
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