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Androidスマホのバッテリーの状態(劣化度)を確認する方法

スマートフォンを長く使っていると、バッテリーに関する何らかのトラブルに遭遇することは珍しくありません。バッテリーは消耗品であり、時間の経過とともに性能が低下していきます。数年経過すると、新品の頃ほど充電を長持ちさせられなくなるのです。

だからこそ、できる限りバッテリーの健康状態を維持したいと考えるのは自然なことです。この記事では、Androidでバッテリーの状態を確認・監視する方法を紹介し、デバイスをできるだけ長く快適に使い続けるためのヒントをお届けします。

Androidには標準でバッテリー診断機能はない?

残念ながら、Androidにはバッテリーの健康状態を直接確認できる標準機能は用意されていません。ただし、設定メニューから基本的なバッテリー情報を見ることはできます。

確認するには、「設定」→「バッテリー」と進み、右上の三点メニューをタップして「バッテリー使用量」を選択します。

表示された画面では、前回のフル充電以降に最も電力を消費したアプリの一覧を確認できます。より詳しい情報を見るには、右上の三点メニューから「端末の全使用量を表示」を選択しましょう。これにより、画面やOS自体などシステムプロセスによる消費も含めて表示されます。

この機能だけではバッテリーの健康状態そのものを管理することはできませんが、電力を大量に消費しているアプリを特定し、使用を控えることで、結果的にバッテリー容量の低下を遅らせることができます。

さらに節電のコツを知りたい方は、Androidのバッテリー持ちを改善するテクニックをまとめた記事も併せて参考にしてください。

ダイヤラーコードでバッテリー情報を確認する

Androidには、電話アプリに入力すると隠しテストメニューを開ける秘密のコードがいくつか存在します。そのうちの一つは、端末に関するさまざまな情報(バッテリーの状態を含む)を表示します。確認するには、ダイヤラーを開いて「*#*#4636#*#*」と入力してください。

ただし、Android 11搭載のPixel 4での検証では、このメニューにバッテリー関連のデータは表示されませんでした。機種によっては「バッテリー情報」メニューが表示され、「Good」などの状態評価が確認できる場合もあります。

これがAndroid単体で確認できるほぼすべてのバッテリー情報です。とはいえ、バッテリーが消耗している兆候の多くは自分でも観察できます。使用していないのに急速に減る、一日持たないといった症状が続くなら、バッテリーは寿命に近づいている可能性があります。

Androidで本格的なバッテリー診断を行うには、サードパーティ製アプリに頼るのが現実的です。

AccuBattery(アキュバッテリー)とは

AccuBatteryは、Android端末のバッテリーについて詳細な情報を得られる高評価アプリの一つです。root化必須のアプリほど多くのデータは取得できませんが、root化していない一般ユーザーにとっては最高クラスのバッテリー診断ツールと言えます。

AccuBatteryがバッテリーの状態を測定する仕組み

インストールすると、まずアプリの仕組みを説明するイントロ画面が表示されます。

このアプリの基本理念は、スマホのバッテリーには性能が大きく低下するまでの充電サイクル回数に上限があるというものです。1サイクルは、バッテリーが100%から0%まで完全に放電されるたびにカウントされます。ただし、一度に使い切る必要はありません。

例えば、100%から50%まで減ったところで100%まで充電し、また50%まで減らしたとします。この場合も合計で1サイクルとカウントされます。

AccuBatteryによれば、満充電の100%ではなく80%で充電を止めるようにすれば、サイクルの消費を抑えられ、結果としてバッテリーの寿命を延ばせるとのことです。この目標を達成するための便利な機能もいくつか備えています。

AccuBatteryでバッテリーの状態を確認する方法

初期設定後はAccuBatteryの各タブを閲覧できますが、最初はほとんど情報が表示されません。アプリの特性上、しばらくインストールしたまま普段どおりスマホを使い続けて、初めて有用なデータが蓄積されていく仕組みです。

まずは、充電が80%に達したらケーブルを抜くことを目標にしましょう。AccuBatteryにはこの充電レベルで知らせてくれるアラーム機能が搭載されています。レベルを変更したい場合は「充電」タブを開き、青いスライダーを調整してください。

充電中は、このタブに充電完了までの予想時間も表示されます。データが蓄積されて精度が上がるにつれ、充電器にどれくらい置いておけばよいかを事前に見積もれるようになります。

どのアプリがバッテリーを消費しているか監視する

「放電」タブでは、スマホが電力をどう消費しているかに関する情報を確認できます。画面オン時とオフ時それぞれの消費量や、ディープスリープ(Dozeモード)中の消費量などがわかります。

「アプリ使用履歴へのアクセス」の項目で、アプリに使用状況データへのアクセス権限を付与しておきましょう。これにより、どのアプリが最もバッテリーを消耗させているのかを詳しく把握できます。

アプリがあなたのスマホの使い方を学習するにつれ、現在の充電レベルであとどれくらいバッテリーが持つかの予測時間も表示されるようになります。なお、これはバッテリーのキャリブレーション(校正)とは別物で、そもそもキャリブレーション自体は不要です。

AccuBatteryのバッテリー健全性データ

もちろん、これらすべてがバッテリーの健康状態の監視につながります。「健康」タブでは、実際に推定されたバッテリー容量と、工場出荷時の設計容量を比較した統計を確認できます。これにより、フル充電時にどれだけのエネルギーを蓄えられているかを、新品時の状態と比べて把握できます。

さらに詳しく分析したい場合は、下にある「バッテリー摩耗」グラフもチェックしてみてください。日ごとにバッテリーへかけた負担が可視化されており、自分の使い方の傾向を把握して、必要なら改善につなげられます。

過去の日別の統計を見たい場合は「履歴」タブを開きましょう。各項目をタップすると、より詳細な情報を確認できます。

AccuBatteryの設定オプションとPro版アップグレード

以上が、AccuBatteryを使ってAndroid端末のバッテリー状態を監視するために必要な知識です。使い始める前に、アプリの環境設定を一通り確認して、自分好みの動作に調整しておきましょう。右上の三点メニューから「設定」を開きます。

設定では、温度の単位変更、充電アラームのサイレント時間帯の指定、通知オプションの変更などが可能です。デフォルトでは常設通知にバッテリー情報が表示されますが、煩わしく感じる場合は無効化できます。

気に入ったら、アプリ内課金でAccuBattery Proの購入も検討してみてください。数百円程度で広告を除去でき、ダークテーマの利用、より多くの履歴統計の閲覧、通知への追加バッテリー情報の表示などの特典が得られます。

Androidのバッテリー状態を簡単にチェックしよう

AccuBatteryを使えば、Androidバッテリーの健康状態を手軽に把握できます。完璧なツールではありませんが、Androidが標準で提供する情報よりはるかに多くのデータを得られます。インストール後1〜2週間ほどデータを蓄積すれば、実行に移せる有益な情報が手に入ります。

なお、バッテリーの健康状態をあまり神経質になる必要はありません。常にバッテリーを使い切ったり、極端な高温環境で使用したりしない限り、ほとんどのスマホのバッテリーは通常使用で数年は十分持ちます。バッテリーを大切にするのは良い心がけですが、執着しすぎるのもおすすめしません。

そして、もしバッテリー残量が少なくなったときのために、スマホを素早く充電する方法を知っておくのも賢明です。

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