スマホで音声編集!Androidにおすすめのオーディオ編集アプリ4選
スマホで音声ファイルの一部をカットしたいと思ったことはありませんか?MP3を別の形式に変換したり、録音にエフェクトを加えたりしたい場面もあるでしょう。そんなときに役立つのがオーディオ編集アプリです。
幸い、Androidは非常に強力なプラットフォームで、こうした作業をこなせるアプリが豊富に揃っています。この記事では、Androidデバイスで音声ファイルを編集できるおすすめアプリを4つご紹介します。
1. Timbre(ティンバー)

Timbreはまるで十徳ナイフのようなアプリです。動画と音声の両方を編集できる一方で、機能は必要最低限に絞られているため、初心者でも迷わず操作できます。アプリを起動すると、シンプルなUIに利用可能な音声編集ツールが一覧で表示されます。
音声ファイルの結合(Join)、部分切り取り(Cut)、分割(Split)、速度(Speed)や音量(Volume)の変更はもちろん、逆再生(Reverse)にも対応しています。また、再生できない形式のファイルがあれば、MP3、WAV、FLAC、M4A、AAC、OPUSなど主要フォーマットへ変換(Convert)することも可能です。
画面を下にスクロールすると、動画編集ツールが現れます。切り取り・結合・分割といった基本操作に加えて、動画への透かし(Watermark)追加、GIF作成、リサイズ(Resize)にも対応。MP4、AVI、FLV、WEBM、MKV、MPEGへの変換も行えます。
さらに、テキスト読み上げ機能やカラーピッカーといった便利なおまけ機能も搭載。上級者向けにはConsoleツールがあり、FFmpegのコマンドラインを実行できます。これを活用すれば、一括処理やメディアファイルのビットレート変更など、より高度な操作も可能になります。
2. AudioLab(オーディオラボ)

AudioLabは、音声編集のあらゆるニーズに応えるオールインワンアプリを目指しています。トリミング、結合、分割、逆再生などの基本操作に対応し、MP3、WAV、M4A、FLAC、OGG、OPUSへの変換も可能です。ビットレートの変更機能もあり、音質は多少下がるものの、ストレージ容量を節約できます。
特筆すべきは充実した特殊効果ライブラリです。SNS投稿用の音声作りや、ちょっとした遊び心のある編集に最適です。Recordツールで自分の声を録音したり、Voice Changerでロボット風やダース・ベイダー風に声を変化させたり、拍手や爆発音などの背景効果音を追加したりできます。編集した音声は、好きな動画に組み込むことも可能です。
複数のファイルをまとめて別形式に変換したい場合は、Batch Processing(一括処理)ツールを使えば一度に変換できます。Equalizerツールでは18バンドのイコライザーを操作して、特定の周波数帯の音量を細かく調整可能。MP3コレクションを整理したい方にはTag Editorツールが便利で、アーティスト名、アルバム名、ジャケット画像の追加・編集が行えます。
さらに驚くことに、Albums・Artists・Playlistsのタブを備えた本格的なミュージックプレイヤーまで内蔵しています。Playボタンをタップすれば、編集したMP3をそのままアプリ内で再生できます。
3. WavePad(ウェーブパッド)

WavePadのレイアウトはデスクトップアプリのようだと感じるでしょうが、それは偶然ではありません。WavePad for AndroidはWindows/Mac向けデスクトップ版の移植であり、すべての機能が搭載されているわけではないものの、DAW(デジタルオーディオワークステーション)に匹敵するほど強力なエディターです。
音声ファイルを読み込むと、波形の上に小さなサムネイル状のトラックが表示されます。これはトラックの特定部分を拡大表示するためのツールです。そのすぐ上には、現在開いているタブで使えるすべてのツールが並んでいます。
Homeタブには、トラックの読み込み・保存・書き出し、編集の取り消し(Undo)とやり直し(Redo)のオプションがあります。無料版での書き出しはWAV形式のみですが、アップグレードするとより多くの音声形式に対応します。
Editタブには、トリミング、結合、分割、逆再生といった基本ツールが揃っています。トラックのループ再生や複製、複数トラックのミックス、特定部分の無音化も可能です。一部のツールは、トラックを長押しすることでも呼び出せます。
Levelsタブには、アンプ(増幅)、ノーマライズ、オートゲイン、コンプレッサー、フェードイン/フェードアウト、イコライザーなどのツールがあります。イコライザーは3〜8バンドから選択でき、プリセットも用意されています。
Effectsタブでは、エコー、リバーブ、コーラスなどのエフェクトを追加できます。それでも足りなければ、More Effectsメニューからフェイザー、ビブラート、ドップラー、ディストーションなども利用可能です。トラックの速度やピッチ、声質の変更にも対応しています。Cleanupツールにはハイパス/ローパスフィルターとノイズゲートが備わっています。
最後にToolsメニューには2つの項目があります。1つ目はNoise Removal(ノイズ除去)ツールで、交通騒音や古い録音特有のヒスノイズなどをきれいに除去できます。2つ目はSound Library(サウンドライブラリ)で、爆発音からクラシック音楽まで、トラックに使える効果音や楽曲が豊富に収録されています。
WavePadは、全機能のアンロックについて買い切り型のアプリ内課金とサブスクリプションの両方を提供しているので、自分の使い方に合ったプランを選べます。
4. WaveEditor(ウェーブエディター)

WaveEditorも、ミニDAWと呼べるほど多機能なアプリですが、モバイル操作に適したUIを採用している点が特徴です。初回起動時には、既存ファイルの編集(edit)、新規録音(record)、あるいはMP3、WAV、FLAC、AIFF、OGGへの変換(convert)を選択できます。
ファイルを開くと、他のプロ仕様のオーディオエディターと同様に波形が表示されます。画面上部には水平ズーム(Horizontal zoom)、垂直ズーム(Vertical zoom)、範囲選択(Selection)ツールが並び、その上にはデスクトップアプリさながらのメニューバーがあり、すべての編集オプションにアクセスできます。
Fileメニューには、ファイルの詳細情報を確認できるdetailsオプションや、対応形式への書き出し機能があります。Editメニューではトラックのコピー、ペースト、削除のほか、編集の取り消し・やり直しが可能。Viewメニューからは現在のワークスペースのスクリーンショットを撮影できます。
Trackメニューではミュートのほか、トラックの複製や新規トラックの追加が行えます。Macroメニューを使えば、モノラル/ステレオへの変換、フェードイン/フェードアウトの追加、逆再生、部分無音化などの処理をワンタップで実行できます。
そしてEffectsメニューには、WaveEditorの高度な機能のほとんどが集約されています。ディストーション、リバーブ、クラッシャーなどのエフェクトに加え、8バンドイコライザー、ゲイン、リミッター、ノーマライズ、コンプレッサーといった音量調整ツール、さらにはピッチ変更ユーティリティまで揃っています。
まとめ:Androidで手軽に音声編集を楽しもう
音声編集のニーズは人それぞれですが、今回ご紹介した4つのアプリはどれも十分に高性能なので、きっと目的に合うものが見つかるはずです。簡単な編集だけでよければTimbre、より高度な編集ツールが必要ならWavePadがおすすめです。
まずは実際にいくつか試してみて、自分のAndroidデバイスに最適な1つを見つけてください。
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