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Androidでアプリとダウンロード先の保存場所を変更する方法

Androidでアプリとダウンロード先の保存場所を変更する方法

世界で最も広く使われているモバイルプラットフォームであるAndroidですが、長年の実績があるにもかかわらず、ダウンロード先のカスタマイズに関しては今なお扱いづらい部分が残っています。ここ数年は外部ストレージへのアプリ保存が可能になりましたが、多くの場合、本体側にデータの大部分が残ったままになり、SDカードへ移動するのは.apkファイルだけというケースが少なくありません。

この記事では、各種アプリのファイル保存場所をより自由にコントロールする方法をご紹介します。

基本の方法:標準機能でアプリを移動する

まず試したいのは、最もシンプルな方法、つまりAndroidの標準機能を使って内部ストレージからSDカードへアプリを移動させることです。小さなアプリならこれで十分対応できますが、注意が必要です。ゲームなどサイズの大きなアプリや、ポッドキャスト・録音ファイルなどを追加で保存するタイプのアプリは、それらのデータを自動的に内部ストレージへ格納します。つまり、ポッドキャストアプリ自体はSDカードにあって50MBほど節約できたとしても、数百MBものポッドキャストデータは依然として端末内に溜まり続けるのです。

その点を踏まえた上で、アプリを内部ストレージから外部ストレージへ移動する手順は以下の通りです。「設定」→「アプリ」を開き、移動したいアプリをタップして「ストレージ」を選択、「変更」をタップしてSDカードを指定します。

Androidでアプリとダウンロード先の保存場所を変更する方法

アプリの移動が完了したら、再度「アプリ情報」画面を開き、「ストレージ」の項目で合計サイズのうちどれだけが外部ストレージに置かれているかを確認しましょう。ここの数値がアプリ一覧に表示されるサイズより大幅に小さい場合、アプリのデータがすべて移動できていないことを意味します。その場合は別の対策が必要です。

アプリ内のダウンロード設定を変更する

メディアファイルを作成するアプリ——スマホの純正カメラアプリ、ポッドキャストアプリ、ボイスレコーダーなど——には、ほぼすべて保存先を変更できるオプションが内蔵されています。つまり、アプリ自体をSDカードへ「移動」してもあまり意味がなく、個々のアプリの設定を開いて、ファイルの保存場所を指定し直す必要があります。

ヒント:多くのAndroid端末では、SDカードのディレクトリが分かりにくくなっています。多くの場合、SDカードのパスは「storage/0123-4567/」のような形式になっているので、保存先候補としてこのような表記を見かけたら、それがSDカードだと考えて間違いありません。逆に厄介なことに、「/sdcard/」というディレクトリは(少なくとも筆者のHTC One M8では)実際には内部ストレージを指しています。

Androidでアプリとダウンロード先の保存場所を変更する方法

最終手段:Root化

上記の方法でも満足できず、ダウンロード先をさらに細かくコントロールしたい場合——そして保証がどうなっても構わない、あるいはすでに保証期間が切れている——なら、端末をroot化するという選択肢もあります。root化すれば、「移動不可」とされている大型アプリであってもインストール先ディレクトリを変更できるようになります。

root化が完了したら、「FolderMount」や「Link2SD」などのアプリを活用すると、インストール済みのアプリ全体を簡単に外部ストレージへ移せるようになります。

Androidでアプリとダウンロード先の保存場所を変更する方法

まとめ

Androidがアプリのダウンロード・インストール先について明確なルールを示してくれないのは、本当に悩ましいところです。ここで学ぶべき教訓は、標準の「SDカードへ移動」機能を鵜呑みにせず、必ずアプリのファイルがどこに保存されているのかを確認することです。

幸い、多くのアプリには独自のダウンロード設定が用意されており、容量の大きい音声・動画・画像ファイルをSDカードへ移すことで、大幅な空き容量確保が可能です。さらに踏み込みたい場合は、root化(伴うリスクは当然考慮した上で)が有力な選択肢となるでしょう。

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