iCloudの二要素認証を安全に無効にする方法【完全ガイド】
サイバー攻撃の脅威が年々高まる中、個人情報の保護はますます重要になっています。iCloudアカウントへの不正アクセスを防ぐ効果的な手段の一つが、ログインプロセスにセキュリティレイヤーを追加する「二要素認証(2FA)」です。
しかし残念ながら、この二段階の認証に不便さを感じる人も少なくありません。SMSが届かずログインできなくなってしまうケースや、iCloudにログインするたびの認証作業自体が煩わしく感じるケースなどがあります。だからこそ、「iCloudの二要素認証を無効にする方法」を知りたいという人が多いのです。
では、そもそも無効化は可能なのでしょうか?可能であれば、どんな手順で行えばいいのか。さらに、二要素認証と二段階認証の違いとは何でしょうか?本記事では、これらの疑問にくまなくお答えします。ぜひ最後までお読みください。
本記事の内容
- iCloudの二要素認証は無効化できる?
- 簡単な手順でiCloudの二要素認証を無効にする方法
- 二要素認証と二段階認証の違い
- iCloudの二要素認証なしでデータをバックアップする方法
- よくある質問(FAQ)

iCloudの二要素認証は無効化できる?
iCloudの二要素認証は無効化できますが、条件が一つだけあります。「有効化から2週間以内に行うこと」です。それ以降は、永久に無効化できません。
つまり、2FAを有効にしてから2週間以上経過している場合、オフにすることは不可能です。AppleはiCloudアカウントのセキュリティを強制するため、このようなルールを設けています。

注意:二要素認証を無効にすると、大きな不便が生じる可能性があります。一部のApple機能が利用できなくなることも考えられます。セキュリティはAppleの哲学の中核にあるため、必要な対策が整っていないと動作しないシステムが複数存在するのです。
簡単な手順でiCloudの二要素認証を無効にする方法
前述の通り、iCloudの2FAを無効化できるのは有効化後2週間以内のみです。まだ期間内であれば、以下の手順に従って二要素認証をオフにしましょう。
- iPhoneで「設定」アプリを起動します。
- 自分のApple IDをタップし、「パスワードとセキュリティ」を選択します。ここで2FAがオンになっていることを確認できます。トグルボタンを操作してオフにできるか試してください。切り替えられない場合は、すでに期限切れということです。
また、以下の方法でもiCloudの二要素認証をオフにできます。
- 二要素認証を有効化した際に受信した確認メールを開きます。
- 以前のセキュリティ設定に戻るためのリンクを探します。
- そのリンクをクリックします。
2週間の期限を過ぎていて2FAをオフにできない場合、選択肢は次の2つです。
- 選択肢1:新しいApple IDを作成する
新しいApple IDを登録し、デバイス上のiCloud IDを変更する方法があります。ただし、アプリ・サブスクリプション・購入履歴は、ダウンロード・アクティベート・購入時に使用したApple IDに紐づいている点に注意が必要です。
FaceTimeやメッセージで使用するIDは変更できますが、iTunesやApp Storeの購入用に設定されているApple IDは元のまま残しておきましょう。そうすることで、購入済みのアプリやサブスクリプションへのアクセスを維持できます。
- 選択肢2:Appleサポートに問い合わせる
Apple IDの変更に抵抗がある場合は、Appleサポートに連絡してみましょう。状況を丁寧に説明し、アカウントの2FAを無効にしてもらえるよう依頼します。Appleは顧客とのコミュニケーションを重視しており、担当者が問題を聞いた上で解決策を提案してくれるはずです。
iCloudの2FAを無効にすると、二段階認証(2SV)方式に戻ることになります。2SVは、パスワードの正確な入力とセキュリティの質問への回答に基づいています。失ったApple IDへのアクセス回復や、新しいデバイスからのログイン時にはこの認証が必要です。この代替となる二段階認証自体はオフにできません。Appleは、各iCloudアカウント保有者に最低ひとつのログイン保護手段を維持することを義務付けているためです。
二要素認証と二段階認証の違いとは?
iCloudの二要素認証をオフにする方法はご紹介しましたが、「二要素認証」と「二段階認証」の違いについて気になる方もいるかもしれません。この2つの用語はしばしば同じ意味で使われますが、実際には異なるものです。
二要素認証(2FA)とは?仕組みを解説

二要素認証(2FA)はアクセス管理におけるセキュリティ技術の一つで、ユーザーがリソースやデータにアクセスする際に、2種類の異なる認証要素を提示する必要があります。2つの要素とは、「知識情報」(PINコードやパスワードなど)と「所持情報」(携帯電話番号やセキュリティトークンなど)です。
両方の要素を求めることで、二要素認証はデータセキュリティを大きく強化します。攻撃者がアカウントへ不正アクセスすることは格段に難しくなります。ハッカーがパスワードと信頼済みデバイスの両方を突破することは困難であるため、2FAは強く推奨されています。
二要素認証の流れはシンプルです。ユーザー名とパスワードを入力すると、続けて第二の本人確認を求められます。これは携帯電話に送信されるコードの場合もあれば、指紋認証や顔認証といった生体情報の場合もあります。
二段階認証(2SV)とは?仕組みを解説
二段階認証(2SV)は二要素認証(2FA)とよく似ています。どちらも、アカウントへのアクセスに2種類の識別情報の入力が必要です。ただし、2SVは通常、同じカテゴリーに属する2つの要素を使用します。つまり、セキュリティの質問とパスワードのように、「知識情報」の組み合わせ2つで構成されます。
2FAと2SVの主な違い
したがって、2FAと2SVの最大の違いは、認証に使用される要素の種類にあります。2FAは異なるカテゴリーから2つの要素を必要としますが、前述の通り2SVは同じカテゴリーから2つの要素を使用します。そのため、2FAは2SVよりも安全だと評価されています。異なるカテゴリーの2つの要素によって、アカウントには必要不可欠なセキュリティレイヤーが追加されるのです。

注意:2FAシステムでは、顔認証を第2の認証要素として使用することもできます。この場合、ユーザー名とパスワードを入力した後、顔認証技術による本人確認を求められます。システムは顔の特徴を事前に保存された参照画像と照合し、一致すればアカウントへのアクセスが許可されます。
iCloudの二要素認証なしでデータをバックアップする方法
iCloudの二要素認証をオフにする方法をご紹介しましたが、2FAを有効化してから2週間以上が経過している場合、この知識は役に立ちません。そんな状況の方や、単純にiCloudへアクセスするたびの2FAが面倒だと感じている方はいませんか?
実は、必要なときにいつでも手間なくデータへアクセスできるシンプルなバックアップ方法があります。それが「Wondershare MobileTrans – バックアップ&復元」です。安全かつ便利なソフトウェアで、スマホのデータをあらゆるパソコンにバックアップできます。必要になったときにいつでも簡単にデータを取り出したり、デバイスへ復元したりできます。大容量の動画ファイルや写真アルバムを含む、すべてのデータのバックアップが可能です。
さらに、MobileTransを使えば、iCloudの無料ストレージ5GBという限られた容量を補完することもできます。大切なファイルをPCにローカル保存すれば、より手軽にアクセス可能。動画や写真など、18種類以上のデータタイプをバックアップ・復元できます。
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MobileTransを使ってiPhoneをパソコンにバックアップする手順は以下の通りです。
- パソコン(MacまたはWindows)にMobileTransアプリをインストールします。USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。
- MobileTransを起動し、ホーム画面から「バックアップ&復元」をクリックします。次に、「電話バックアップ&復元」の下にある「バックアップ」を選択します。
- 対応データタイプの一覧から、パソコンへバックアップしたいデータを選択します。「開始」をクリックしてバックアップを開始します。
- 処理が完了するまでiPhoneを接続したままにします。MobileTransなら数分で完了し、終了時には通知が届きます。
後日データをデバイスに復元する必要が生じた場合も、MobileTransなら数クリックで完了します。手順は以下の通りです。
- 以前データをバックアップしたパソコンにiPhoneを接続します。
- MobileTransを起動し、画面から「バックアップ&復元」>「復元」を選択します。
- デバイスに復元したいデータを選択するか、すべてを復元します。「コピー前にデータを消去」ボックスにチェックを入れれば、既存データを消去してからコピーすることも可能です。
- 「開始」をクリックして復元を開始し、iPhoneを接続したまま待ちます。MobileTransは数分で復元処理を完了させます。
まとめ
本記事では、iCloudの二要素認証を無効にする方法をご紹介しました。2FAは、初めて有効化してから2週間が経過していない場合にのみオフにできることをお分かりいただけたと思います。2週間の期限を過ぎてしまった場合、この機能を無効化することは不可能です。その場合の選択肢は、新しいApple IDを作成するか、Appleサポートに連絡して対応してもらうことになります。
2FAの無効化に成功すると、デフォルトで2SV(二段階認証)に戻る点にも注意しましょう。複雑なログインプロセスの煩わしさそのものを避けたい方には、理想的なiCloud代替ツール「Wondershare MobileTrans – バックアップ&復元」への切り替えがおすすめです。大容量データをPCにバックアップし、貴重なiCloudストレージ容量を節約できます。
4.5/5 優秀
よくある質問(FAQ)
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iCloudの二要素認証をオフにするにはiPhoneが必要ですか?
いいえ、iPhoneを使う必要はありません。以前にApple IDでログインしたことがあり、Appleがあなたの所有物として認識しているデバイスであれば、どの端末でも2FAを通過できます。お手持ちの電話がない場合は、iPadなどの他のAppleデバイスからアカウントにアクセスできます。
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信頼できるデバイスなしで二要素認証をオフにできますか?
はい、信頼できるデバイスがなくても二要素認証をオフにできます。iCloudアカウントに登録済みの信頼できる電話番号があれば、その番号でコードを受信し、2FAをオフにできます。また、信頼できる連絡先の一人を通じて、アカウントを回復し、認証情報を変更することも可能です。iPhoneで信頼できる連絡先を追加するには、「設定」>「Apple ID」>「サインインとセキュリティ」>「アカウントの回復」に進みます。
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