UbuntuにIEとMicrosoft Edgeをインストールする方法【VirtualBox活用ガイド】
このチュートリアルでは、高機能な仮想化ソフトウェア「VirtualBox」を活用して、Ubuntu Linux上でInternet Explorer(IE)とMicrosoft Edgeを使えるようにする手順を、ステップバイステップでわかりやすく解説します。
EdgeがLinuxにネイティブ対応するまでの間、この方法がUbuntuからIEやEdgeを利用する最も簡単な手段です。ただし事前に知っておくべき点があります。10GB以上の空きディスク容量と、Windows 10を仮想マシンとして動かせる性能のPCが必要です。実際に行うのは、まさにWindows 10を仮想環境で実行することだからです。
幸い、MicrosoftはWindows 10の無料仮想マシンイメージを公式に提供しており、オープンソース(無料)の仮想化アプリであるVirtualBoxと組み合わせて使用できます。それでは早速始めましょう!
必要なもの
- 10GB以上の空き容量があるPC
- Windows 10を仮想マシンとして快適に動作できるスペック
- VirtualBox(無料・オープンソース)
ステップ1:VirtualBoxをインストールする
VirtualBoxがまだインストールされていない場合は、「Ubuntu Software」アプリを起動し、「virtualbox」と検索します。「インストール」ボタンをクリックしてインストールしてください。

ステップ2:Windows 10仮想マシンをダウンロードする
次に、MicrosoftのVirtual Machinesページにアクセスし、VirtualBox用のWindows 10仮想マシンをダウンロードします。ファイルサイズは6GBを超えるため、回線速度によってはダウンロードにある程度時間がかかります。完了したら、zipファイルを解凍しておきましょう。

ステップ3:仮想アプライアンスをインポートする
VirtualBoxを起動し、メニューから「ファイル」→「Applianceのインポート…」を選択します。

「ファイル:」フィールドの右端にあるフォルダアイコンのボタンをクリックします(下のスクリーンショット参照)。

先ほどzipファイルから解凍した.ovaファイルが保存されている場所へ移動し、そのファイルを選択して「開く」ボタンをクリックします。

「次へ」をクリックします。

最後に「インポート」ボタンをクリックします。

インポート処理には数分ほどかかりますが、そのまま待機すれば仮想アプライアンスが読み込まれます。

ステップ4:仮想マシンを起動してIEとEdgeを使う
インポートが完了したら、VirtualBoxウィンドウ左側の一覧から新しく追加された仮想マシンを選択し、「起動」ボタンをクリックします。

Windows 10がVirtualBox上でブートします。サインイン画面が表示されたら、パスワード「Passw0rd!」を入力してください。

Windows 10が起動すると、Internet Explorer(IE)とMicrosoft Edgeの両方にアクセスできるようになります。

注意点:90日の有効期限とスナップショットの活用
Microsoftが提供しているこれらの無料仮想マシンには、90日間の有効期限が設けられています。そこで、初めて仮想マシンをセットアップした時点でスナップショットを作成しておくことが推奨されています。有効期限が切れた後にそのスナップショットへロールバックすれば、大容量ファイルを再ダウンロードして再インストールする手間を省けます。スナップショットの作成・復元方法については、専用ガイドを参考にしてください。
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