Office
 Computer >> コンピューター >  >> ソフトウェア >> Office

Outlookのキャッシュをクリアする方法|ファイルエクスプローラー・宛先候補・フォームキャッシュの削除手順

他のアプリケーションと同様に、Outlookも動作を高速化するためにキャッシュファイルを作成し、パソコン上に保存しています。これらのファイルは、入力内容の自動補完や必要なデータへの素早いアクセスを可能にするなど、アプリの利便性を高める役割を担っています。しかし、場合によってはOutlookのキャッシュをクリアしたいこともあるでしょう。

特に、アプリの動作が遅くなったと感じたときは、キャッシュのクリアを検討する価値があります。長期間にわたって蓄積された大量のキャッシュファイルが、パフォーマンス低下の原因になっていることが多いからです。この記事では、Outlookの各種キャッシュファイルを削除する方法を詳しく解説します。

ファイルエクスプローラーを使ってOutlookのキャッシュを一括削除する方法

ファイルエクスプローラーを利用したキャッシュの削除は、最も手軽な方法の一つです。キャッシュファイルもパソコン上の通常のファイルと同じ扱いなので、保存先フォルダにアクセスして、すべてまとめて削除できます。

  • Outlookを終了する:Outlookが起動している場合は、先にアプリを閉じる必要があります。作業中のデータを保存してから、アプリを終了してください。
  • 「ファイル名を指定して実行」を開く:キーボードでWindows + Rキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを表示します。以下のパスを入力してEnterキーを押しましょう。

    %localappdata%\Microsoft\Outlook
  • RoamCacheフォルダを開く:表示されたフォルダには、Outlookのプロファイルやキャッシュファイルが含まれています。RoamCacheという名前のフォルダを見つけて、ダブルクリックで開いてください。
  • キャッシュファイルをすべて選択して削除:画面に表示されているファイルが、すべてOutlookのキャッシュファイルです。キーボードのCtrl + Aですべてを選択し、いずれかのファイルを右クリックして「削除」を選択します。
  • ごみ箱を空にする:ファイルを完全に消去したい場合は、ごみ箱も空にしておくと安心です。

キャッシュの削除で問題が発生することはほとんどありませんが、念のため削除前に別フォルダへバックアップしておくことをおすすめします。万が一不具合が生じても、バックアップから復元できるので安心です。

Outlook内で個別のキャッシュエントリを削除する方法

前述の方法では、パソコン上のOutlookキャッシュファイルがすべて削除されます。一方、「特定のメールアドレスの候補だけを消したい」といった場合は、Outlookアプリ内から個別にエントリを削除することも可能です。

この方法では、自分が選択した項目だけが削除され、その他のキャッシュはそのまま残ります。

  • パソコンでOutlookを起動します。
  • 「新しいメール」ボタンをクリックして、メール作成ウィンドウを開きます。実際にメールを送信するわけではないのでご安心ください。
  • 画面の「宛先(To)」欄に、キャッシュから削除したいアドレスや名前を入力します。
  • 候補としてその項目が表示されたら、マウスカーソルを合わせます。項目の横にXアイコンが表示されるので、これをクリックすると、選択したエントリがOutlookのキャッシュから削除されます。
  • 複数の項目を削除したい場合は、それぞれの項目について同じ操作を繰り返してください。

Outlookのオートコンプリート(自動完成リスト)キャッシュをクリアする方法

新規メールを作成しているとき、Outlookが宛先などを自動補完してくれることに気づいたことはありませんか? これは、過去に入力した情報がキャッシュに保存されているためです。便利な機能ですが、候補表示が煩わしく感じる方もいるでしょう。そんなときは、このデータをアプリからクリアできます。

オートコンプリートキャッシュの無効化・削除は、以下の手順で簡単に行えます。

  • パソコンでOutlookを開き、上部の「ファイル」タブをクリックします。
  • 左側のサイドバーから「オプション」を選択します。Outlookのメイン設定画面が開きます。
  • 左側のメニュー一覧から「メール」(通常は上から2番目)をクリックします。
  • 右側のペインにメール関連の設定が表示されるので、下へスクロールして「メッセージの送信」セクションを探します。「宛先、Cc、Bcc行に入力する際、自動完成リストを使用して候補名を表示する」という項目の横にある「自動完成リストを空にする」ボタンをクリックしてください。
  • 確認のダイアログが表示されるので、「はい」をクリックすれば、Outlookのオートコンプリートキャッシュが削除されます。

Outlookのフォームキャッシュをクリアする方法

Outlookでフォーム(ユーザー設定フォームなど)を使用している場合、それらのフォーム用のキャッシュファイルもパソコンに保存されています。Outlookのキャッシュを完全に削除したいなら、このフォームキャッシュも忘れずにクリアしましょう。

こちらもアプリ内から簡単に操作できます。

  • パソコンでOutlookを起動し、上部の「ファイル」タブをクリックして、左側のサイドバーから「オプション」を選択します。
  • 次の画面で、左側のメニューにある「詳細設定」をクリックします。
  • 右側のペインを下へスクロールし、「開発者」セクションを見つけます。この中の「ユーザー設定フォーム」ボタンをクリックして開きましょう。
  • 新しいウィンドウが開くので、「フォームの管理」ボタンをクリックして次へ進みます。
  • 続く画面にいくつかのボタンが表示されます。その中の「キャッシュのクリア」をクリックすると、Outlookのフォームキャッシュファイルが削除されます。確認ダイアログなどは表示されないので注意してください。
  • 作業が完了したら、開いている画面を閉じて終了です。

以上、Outlookのキャッシュをクリアするための複数の方法をご紹介しました。どの方法を試したか、またキャッシュを削除しようと思った理由などがあれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。

  1. Androidのキャッシュをクリアする方法!手動・アプリ両方の手順を徹底解説

    人間が日を追うごとに若返る姿を見たことがありますか?ないはずです。実はガジェットも同じことが言えます。使えば使うほどスムーズに動作し続けるデバイスは、ほとんど存在しないのです。 では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。パソコンの動作が遅くなるのは、データや不要なジャンクファイルが蓄積していくからです。同様に、Android端末もキャッシュが溜まることで動作が不安定になり、挙動がおかしくなることがあります。 Android端末における「キャッシュ」とは? キャッシュデータとは、より高速なアクセスを実現するために、端末のメモリ上に保存された元データのコピーのことです。簡単に言えば、アプリやシ

  2. Windows 11でキャッシュをクリアする方法を徹底解説|初心者向け6つの手順

    キャッシュファイルは、快適なユーザー体験を実現するために欠かせないものです。たとえば、ログインのたびにパスワードを入力しなくて済むのは、キャッシュのおかげです。しかし、RAMやストレージ容量が少ないPCでは、新しいバージョンのWebページがうまく読み込めないなどの不具合が起こることもあります。 PCの動作を改善したいなら、不要になったキャッシュファイルを削除して、ストレージ容量とメモリを解放することが有効です。「Windows 11でキャッシュをクリアするにはどうすればいいのか?」という疑問をお持ちの方に向けて、本記事では実践的な方法をわかりやすく解説します。 Windows 11でのキャッシ