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Ubuntuのバージョンを素早く正確に確認する方法|コマンド・Neofetch・GUI・WSL対応

Ubuntuのバージョンを確認する方法は複数あり、それぞれに特徴があります。メジャーバージョンだけがわかる方法もあれば、システムの細かい情報まで確認できる方法もあります。

なぜUbuntuのバージョンを確認する必要があるのか?

Ubuntuを使っていることはわかっていても、バージョンが重要になる理由はどこにあるのでしょうか。

  • Windowsの各バージョンと同様に、Ubuntuでもバージョンによって動作するソフトウェアやドライバーが異なります。ハードウェアに適したドライバーや、使用中のバージョンで快適に動作するアプリを導入するには、バージョンの把握が不可欠です。
  • Ubuntu OSに必要なアップデートを特定する際にも役立ちます。
  • サーバー用途に最適なバージョンもあれば、デスクトップ環境向けに適したバージョンもあります。
  • Ubuntuについて誰かに助けを求めるとき、相手はまず使用中のバージョンを尋ねてくるはずです。

Ubuntuのバージョンとは?

WindowsやmacOSのバージョンは比較的シンプルです。多くのPCはWindows 11かWindows 10のいずれかであり、macOSの近年のバージョンにはMonterey、Big Sur、Catalinaなどがあります。

一方、Ubuntuのバージョン番号はリリースされた年と月に基づいています。さらに各リリースには、頭文字を揃えた2つの単語(形容詞+動物名)からなるコードネームが付けられており、たとえば「Bionic Beaver」のような名称になります。標準リリースの21.10は「Impish Indri」(インドリは大型のキツネザルの一種)というコードネームでした。

さらに厄介なことに、常に2種類の現行バージョンが並行して存在します。ひとつは中間リリース(通常リリース)、もうひとつは長期サポート版(LTS)です。中間リリースのサポート期間はリリースから9ヶ月です。一方、LTS版は安定性が重視される環境で採用され、5年間の標準サポートが提供され、さらにExtended Security Maintenance(ESM)を利用すれば5年間の延長が可能です。ESMは個人利用なら無料、企業利用は有料サブスクリプションとなっています。

UbuntuはCanonical Ltd.によって、オープンソースのLinuxカーネルを基盤として構築されているため、Linuxカーネルのバージョンを把握することも重要です。現在のLinuxカーネルのバージョン番号は、たとえば「5.15」のように表記されます。先頭の数字がメジャーバージョンを、以降の数字がマイナーバージョンを示します。

これらを組み合わせると、「Ubuntu 22.04 LTS(Jammy Jellyfish)、Linuxカーネル5.15」のような表記になります。

WSL(Windows Subsystem for Linux)でUbuntuのバージョンを確認する方法

MicrosoftのWSL(Windows Subsystem for Linux)を使えば、Windows上でUbuntuを動かすことも可能です。

  1. Windows用のUbuntuを起動します。
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起動時には、コマンドライン上にバージョンなどの情報が表示されます。この例では「Ubuntu 20.04 LTS」であり、使用中のLinuxカーネルは「5.10.102.1-microsoft-standard-WSL2」と示されています。「WSL2」の部分に注目してください。WSL向けのUbuntu Linuxにはバージョン1と2があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

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すでにUbuntu WSLを起動済みで、この表示が流れてしまっている場合は、後述の「コマンドラインでバージョンを確認する方法」を参照してください。これらのコマンドはWSL環境でもそのまま使えます。

コマンドラインでUbuntuのバージョンを確認する方法

「Linuxディストロ」や「bash」といった言葉を普段から使っている方なら、コマンドラインインターフェースが最適です。

  1. Ctrl + Alt + Tキーを押してターミナルを開きます。
  2. 以下のコマンドのいずれかを実行してUbuntuのバージョンを確認します。コマンドごとに表示される情報の量や内容が異なります。

lsb_release -d

最も手軽に短い結果を得たい場合は「lsb_release -d」を使用します。lsb_releaseコマンドは、あらゆるLinuxディストリビューションのLSB(Linux Standard Base)情報を表示します。

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lsb_release -a

「-a」オプションを付ければ、ディストリビューターID(Distributor ID)、説明(Description)、リリース番号(Release)、コードネーム(Codename)など、Ubuntuに関する詳細な情報が一度に表示されます。ただし、Codename欄には完全なコードネームが表示されない点に注意してください。下の例の場合、正式なコードネームは「Jammy Jellyfish」です。

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hostnamectl

hostnamectlユーティリティは、ホスト名に関する情報の変更や取得を行うコマンドです。オプションなしで実行するとホスト名関連の情報のみが返されます。Ubuntuのバージョンは「Operating System」行、Linuxカーネルのバージョンは「Kernel」行で確認できます。

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cat /etc/issue

cat(concatenate)コマンドは本来、複数のファイルを連結するために使われますが、オプションなしでファイルパス(/etc/issue)を指定すると、そのファイルの内容を表示します。出力に含まれる「\n \l」はこの文脈では重要ではないため無視して構いません。

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cat /etc/os-release

上記のコマンドと同様に、os-releaseファイルの内容を表示します。「VERSION」行には完全なコードネームが含まれているので要チェックです。

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uname -r

Linuxカーネルのバージョンだけを確認したい場合は「uname -r」を使用します。unameユーティリティはシステムに関する情報を提供しますが、Ubuntu自体の情報は表示されません。

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NeofetchでUbuntuのバージョンを確認する方法

Neofetchは、システム情報をASCIIアートとともに視覚的に表示してくれるbashアプリです。

  1. ターミナルを開き、「sudo apt install neofetch」コマンドでインストールします。パスワードを入力すると、neofetchパッケージの検索が始まります。
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neofetchパッケージが見つかったら、「Y」を入力してインストールを開始します。

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  1. インストールが完了したら、「neofetch」コマンドを実行します。
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類似のユーティリティ「Superfetch」(WindowsのSuperfetchとは別物です)をインストールしたい場合も、上記と同じ手順で、コマンド内の「neofetch」を「superfetch」に置き換えて実行します。それぞれ表示される情報が多少異なるため、頻繁に必要とする情報を提供してくれる方を選びましょう。

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GUIでUbuntuのバージョンを確認する方法

ターミナルを開いてbashやコマンドラインを操作するのは避けたい、という方もいるでしょう。

  1. 「アプリケーションを表示する」アイコンをクリックし、「設定(Settings)」を選択します。
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  1. 設定画面を開くと、「このシステムについて(About)」画面が表示され、そこでOS名を確認できます。表示されない場合は、設定ウィンドウを最下部までスクロールして「このシステムについて(About)」を選択します。
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まとめ:自分のUbuntuをしっかり把握しよう

本記事では、Ubuntuのバージョンを確認する10通りの方法を紹介しました。その多くはバージョン以外のシステム情報も併せて表示してくれるため、自分のUbuntuへの理解が一段と深まるはずです。必要なアップデートの判断、動作するアプリの選定、そして最新版のUbuntuへアップグレードすべきタイミングの見極めにも役立ててください。

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