無料の透かしソフトウェアで写真に透かし(ウォーターマーク)を追加する方法を徹底解説
透かし(ウォーターマーク)やロゴは、デジタルメディアである写真や動画に施される目に見える標識で、ファイルの所有者を明示し、著作権によって無断使用からコンテンツを守る役割を果たします。こうした作業には一般的にPhotoshopが使われますが、有料であり、操作もやや複雑です。そこで本記事では、無料で手軽に使える透かしツールを使って、写真に透かしを追加するさまざまな方法をご紹介します。
無料の透かしソフトウェアで写真に透かしを追加する主な方法
写真への透かし追加は、適切なツールと手順さえわかれば、マウスを数回クリックするだけで完了する簡単な作業です。作業を始める前に、どのような方法があるのかを把握しておきましょう。写真に透かしを追加する手段としては、主に以下が挙げられます。
- Windows 10に標準搭載されている「Microsoft Paint 3D」
- オンラインツール(無料・有料)
- パソコンにインストールするサードパーティアプリ
- スマートフォンやタブレットのアプリ
- Mac(iMac)向けアプリ
方法1:Microsoft Paint 3Dで透かしを追加する
最も手軽な方法のひとつが、Windows 10に標準搭載された無料アプリ「Microsoft Paint 3D」を使うことです。このアプリを使えば、SNSに投稿したりWebサイトにアップロードしたりする前に、元画像へシンプルなテキストを追加できます。こうしておけば、誰かが画像をダウンロードして再利用しようとしても、常にあなたの透かしが埋め込まれた状態になります。以下に具体的な手順を示します。
ステップ1. タスクバー左下の検索ボックスに「Paint 3D」と入力し、表示された結果を選択してアプリを起動します。

ステップ2. Paint 3Dの画面が開いたら、画面左上の「メニュー」ボタンをクリックします。「開く」を選択し、ドライブ内から透かしを追加したい画像を選びましょう。
ステップ3. 画像が画面中央に表示されたら、上部のメニューから「テキスト」をクリックします。
ステップ4. 左側にテキスト追加のための各種オプションが表示されます。まず「2Dテキスト」か「3Dテキスト」を選択し、その後、フォントの種類・サイズ・色・スタイル・位置などを設定できます。

ステップ5. 「3Dテキスト」を選んだ場合は、さらにテキストの回転や配置を自由に調整することも可能です。

方法2:オンラインツールで透かしを追加する
Paint 3Dを使いたくない場合やアンインストールしてしまった場合でも、ブラウザ上で完結するオンラインツールを使えば、手間なく透かしを追加できます。ここでは特におすすめの3つのサービスを紹介します。
Picmarkr
Picmarkrは、テキストだけでなく画像(ロゴ)の透かしにも対応した定番サイトです。自社のロゴを元画像の上に重ねて配置できるため、ビジネス用途にも便利です。ただし、不透明度の細かい調整には対応しておらず、画像またはテキストを重ねる機能にとどまる点には注意が必要です。
Watermark.ws
Watermark.wsも手軽に使えるオンライン透かしツールです。任意のテキストや別の画像を元画像の上に配置でき、色・フォント・不透明度などの細かなカスタマイズにも対応しています。仕上がりはプロフェッショナルな印象で、Photoshopに近いクオリティの結果が得られます。
Watermarkphotos.net
Watermarkphotos.netの最大の特徴は、写真をサーバーにアップロードせず、ブラウザ上で処理が完結する点です。そのため、透かしを入れる前の元画像がユーザーのPC以外の場所へ転送・保存される心配がなく、プライバシー面で安心感があります。
方法3:デスクトップアプリでオフライン透かしを追加する
次の方法は、パソコンにソフトをダウンロードして、インターネット接続なしで透かしを追加するやり方です。オフラインで作業できるため、大量の画像を処理したい場合にも向いています。
Windows 10におすすめの透かしソフト
IrfanView(無料)
IrfanViewは、Paint 3Dと同様に無料で使えるソフトです。透かしの追加のほか、スライドショーの作成など多彩な画像処理に対応しています。もともとはシンプルな画像ビューアとして開発されましたが、現在では手軽な透かしツールとしても活用できます。
TSR Watermark Image(有料 $29)
TSR Watermark Imageは、試用版が無料の透かしソフトで、用途に応じて3つのエディションが用意されています。90日間の返金保証付きで、WordPressやFTPサーバーへワンクリックでアップロードできるのも魅力です。操作性もシンプルで初心者でも扱いやすい仕様です。
uMark Photo Watermarker(有料 $29)
uMarkは、Windows・Mac・iOSという複数のプラットフォームに対応している数少ない透かしソフトです。動画やPDF用の関連ソフトも展開されており、「一括透かし(バッチ処理)」機能により、複数ファイルを選択してまとめて処理できます。
macOSにおすすめの透かしアプリ
Tweak Photos(有料 $5)
Tweak Photosは約5ドルで購入できる写真管理ソフトです。リネーム・リサイズ・ノイズ除去・質感変更・枠線の追加など、大切な思い出の写真に対してさまざまな編集を行えるうえ、透かしの追加にも対応しています。
PhotoBulk(有料 $10)
PhotoBulkは、テキスト・画像・日付スタンプなど、あらゆる種類の透かしを設定できるmacOS向けアプリです。リアルタイムプレビューで透かしの編集・移動・サイズ変更が行え、1枚の写真に複数の透かしを重ねることも可能です。
方法4:スマートフォン・タブレットのアプリで透かしを追加する
オンラインツールやPCアプリの次は、スマートフォンやタブレットでの透かし追加です。スマホやタブレットは小型のコンピュータのようなものなので、PCと同じくらい簡単に作業できます。おすすめのアプリは以下の通りです。
iWatermark

iWatermarkはAndroidとiOSの両方に対応したアプリで、端末のギャラリーから画像を選んで、数回のタップでテキストやロゴ形式の透かしを追加できます。複数の画像に一括で透かしを入れる機能も備えています。
ショートカット(iOS)

旧Workflowとして知られる「ショートカット」アプリはiOS専用で、iPhoneとiPadの両方で利用できます。リサイズやGIF・PDFの作成など多機能でありながら、数回のタップで写真に透かしを追加することも可能です。
Add Watermark Free(Android)

名前の通り、Androidスマートフォンやタブレット向けの無料アプリです。写真への透かし追加に加え、InstagramやFacebookへの素早い共有にも対応しています。
まとめ:どの方法で透かしを追加する?
写真に透かしを追加することは、画像の所有権を明示し、第三者による無断利用から作品を守るための最も効果的な手段のひとつです。ただし世の中には、透かしを追加するソフトがあれば、それを削除するソフトも存在します。どの方法を選ぶかが重要になります。個人的には、Windows 10ならIrfanView、macOSならTweak Photosをおすすめします。
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