Windowsで割り込み要求(IRQ)の優先順位を設定する方法
マザーボードに直接接続されているコンポーネント——PCIスロット、IDEコントローラー、シリアルポート、キーボードポート、さらにはマザーボードのCMOSまで——には、それぞれ個別の割り込み要求(IRQ)が割り当てられています。
割り込み要求ライン(IRQ)とは、デバイスがプロセッサへの通常のデータ処理の流れに割り込むための、番号付きのハードウェアラインのことです。この仕組みによって、各デバイスは正常に機能できるようになります。
IRQの優先順位を設定すると何が変わる?
Windows VistaおよびWindows 7では、1つまたは複数のIRQ(つまり、対応する1つまたは複数のハードウェアデバイス)に対して優先順位を設定できます。これにより、該当デバイスのパフォーマンス向上が期待できます。以下では、レジストリを編集してIRQの優先順位を設定する基本的な手順を紹介します。
手順1:システム情報で使用中のIRQを確認する
まず、システム情報ユーティリティ(msinfo32.exe)を開き、「システムの概要」→「ハードウェア リソース」→「IRQ」の順に移動します。ここで、システムで使用中のIRQと、それぞれを使用しているデバイスを確認できます。

この例では、IRQ13(数値データプロセッサ)を使用します。後で必要になるので、対象のIRQ番号をメモしておきましょう。

手順2:レジストリエディターでPriorityControlキーを開く
次に、レジストリエディターを起動し、以下のキーへ移動します。「PriorityControl」キーが存在しない場合は、「Control」キーの下に新規作成してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\PriorityControl

手順3:新しいDWORD値を作成する
このキーの中に新しいDWORD値を作成し、「IRQ#Priority」という名前を付けます。「#」の部分には、優先したいデバイスのIRQ番号を入力します。たとえば、数値データプロセッサであるIRQ13を優先したい場合は「IRQ13Priority」とします。

手順4:優先度の数値を入力する
作成した値をダブルクリックし、優先度を表す数値を入力します。最優先は「1」、次点は「2」、というように指定していきます。同じ優先度の数値を複数のエントリに重複して設定しないよう注意してください。また、最初は1〜2個の値だけを設定して様子を見るのがおすすめです。

手順5:PCを再起動する
レジストリエディターを閉じたら、パソコンを再起動して設定を反映させれば完了です。
実際の効果は?
IRQ8(システムCMOS用)や、ビデオカードに割り当てられているIRQの優先順位を上げて良好な結果を得たというユーザーの報告もありますが、これらは確証のある情報ではありません。果たしてこれはプラセボ効果にすぎないのでしょうか?あなたの体験や意見を、ぜひコメントでお聞かせください!
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