パソコンが監視されているか確認する方法|チェック手順と対策を解説
誰かが自分のパソコンを監視していることを知るのは相当怖いものですが、監視されているかどうかすら分からないのは、もっと怖いことかもしれません。実際、監視は現実に起こり得ますし、積極的に防いでいない限り、あなたの身にも起こる可能性があります。
もし誰かがあなたのパソコンを監視しているなら、かなりの期間続いている可能性があり、あなたの行動の多くを目撃されているかもしれません。入力したパスワード、ブラウザで開いた銀行口座の情報、接続したスマートフォンに保存されていた写真……盗まれた情報を挙げればきりがありません。
パソコンが乗っ取られ、自分の行動がすべて監視・追跡されていると感じたら、この記事を読み進めて、監視の有無を確認する方法と、それを止めるための対策を学びましょう。
重要:今まさに誰かがパソコンを監視していることが分かっているなら、インターネットから切断すれば相手との接続は即座に遮断されます。可能ならすぐに実行し、その後この記事を読んで、次回接続時にリモートアクセスを防ぐためにできることを確認しましょう。
自分のパソコンは監視されている?
以下に、パソコンが監視されているかどうかを確認するための具体的な方法を紹介します。
アンチスパイウェアソフトを導入する
最も効果的な方法の一つは、予防策としてアンチスパイウェアソフトを導入することです。これらのツールはスパイウェアを検出するだけでなく、開放されたネットワークポートやWebカメラの監視なども検出し、単に「検出」するだけでなく、それらを積極的にブロックしてくれます。
ヒント:Webブラウザ側の設定でも、Webカメラへのアクセスを自分でブロックできます。
おすすめの選択肢は以下の通りです:
- SpywareBlaster
- Avast Free Antivirus
- Malwarebytes
- SUPERAntiSpyware
- Spybot
ソフトが侵害を検知するたびに通知が届き、多くの場合、再発防止のためのブロックを有効にできるか、すでに自動的にブロックされた旨が表示されます。
例えば、キーロガーが海外のハッカーにキー入力情報を送信していた場合、アンチスパイウェアツールはそれをブロックし、そのことを通知してくれるでしょう。
ヒント:上記のリストから選んだソフトの無料トライアル版をインストールすることをおすすめします。いずれも基本的には無料ですが、より多くの機能(リモート監視の検出など)が必要な場合はフル版の購入が必要になることもあります。トライアル版を試せば、追加機能を事前に体験できます。
インターネットへのアクティブな接続を確認する
次に有効な方法は、パソコンがインターネット上の何と通信しているのか、アクティブな接続をすべて確認することです。
WindowsではTCPViewが便利です。どのプロセスがどのリモートアドレスに接続しているかがひと目でわかります。表示される項目数が多くなりがちなので、まずWebブラウザを閉じ、できるだけインターネット活動を止めてから、「Remote Port」でリストを並べ替えて、不審なものがないか探しましょう。
TCPViewでリモート監視の兆候が見つかったら、該当プロセスを右クリックして接続を終了させましょう。その後、その不正プログラムがどうやってパソコンに入り込んだのかを調査し、完全に削除する方法を把握しておくことが重要です。
Macでも使える選択肢としては、パケットアナライザーのWiresharkがありますが、習得にはある程度の時間がかかる点に注意してください。
開いているポートをチェックする
パソコンはネットワークポートを通じてインターネットに接続します。一般的なポートには80番、21番、443番などがありますが、インストールしたソフトやルーターのポート転送設定によっては、さらに多くのポートが開いている可能性があります。
不要なポートが多数開いていることの問題点は、第三者がそれを悪用して遠隔からパソコンと通信し、ウイルスなどのファイルやパスワード、画像などを送受信できてしまう点です。
ポートチェッカーを使ってネットワーク上のポートをスキャンしましょう。ポートを閉じるには、ルーターの管理画面にログインするか、ファイアウォールソフトでブロックします。
ヒント:ルーターはインターネット活動の追跡・監視にも使えます。ネットワーク管理者としてそれを行いたい場合は、関連記事を参照してください。
インストール済みプログラムを確認する
パソコンが遠隔監視される一般的な経路はマルウェアです。意図的にインストールして使用しているソフトの場合もあれば、バンドルウェアとして気づかないうちにインストールされていた場合もあります。
いずれにせよ、現在インストールされているプログラムを一度チェックしましょう。見覚えのないアプリや、もう使っていないプログラムがあれば、速やかに削除してください。削除にはIObit Uninstallerのような専用アンインストーラーが便利です。
Wi-Fiのセキュリティを確認する
すべてのWi-Fiネットワークにパスワードが必要なわけではありません。特に公共のホットスポットではそうです。ノートパソコンやWi-Fi対応のデスクトップPCを使っているなら、接続先のネットワークが安全かどうかを確認しましょう。
これは即座に監視の証拠になるわけではありませんが、パスワードなしで利用できるネットワークであれば、監視されるリスクは高まります。暗号化されていないオープンなWi-Fiでは、同じネットワーク上の他者があなたの接続を容易に把握し、無線トラフィックを監視して、サイトに入力したパスワードやアップロードした画像などを盗み見る可能性が格段に上がります。
WindowsでWi-Fiのセキュリティ状態を確認する場所については、「Windowsで保存済みWi-Fiパスワードを表示する方法」などの解説記事を参考にしてください。
パソコンの監視が必要とされる場合もある
少し不安になる話ですが、状況によっては、あなたの行動を監視することがルールで定められている場合があります。その場合、それを止めることはほぼ不可能でしょう。
例えば職場のパソコンを使っている場合、セキュリティ確保のために従業員監視ポリシーが適用されているのが普通です。これは、Webでの行動だけでなく、パソコンに接続される機器、起動したプログラム、各アプリケーションの使用頻度、スリープの頻度などまで監視対象になり得るという意味です。
こうした状況下では、できることはあまりありません。監視防止ソフトのインストールやプログラムの削除が許可されていないことが多いからです。
企業では通常、独自のスパイウェアブロッカーやウイルス検出ツールなどを導入し、全社のコンピュータやリソースを保護しています。そのため、勤務中の外部からの監視が心配でも、個別に何かをインストールする必要はないでしょう(IT部門で働いている場合を除きます)。
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