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Macで使える無料RAW現像ソフトおすすめ6選

RAW形式で撮影していると、現像にはLightroomなどの高価な画像ソフトが必要だと思っていませんか?実はそんなことはありません。macOSには高品質な無料RAWコンバーターが数多く存在します。

では、どれを選べばよいのでしょうか?この記事では、Macで使えるおすすめの無料RAW編集ソフトを厳選してご紹介します。

1. カメラメーカーの純正ソフト

サードパーティ製のRAW現像ソフトを探し始める前に、すでに手元にあるソフトを見逃していないか確認しましょう。ほとんどのカメラは独自のRAWフォーマットを採用しており、画像を処理するための無料ソフトが付属しています。

たとえば、Mac用のCR2ビューアが必要なら、キヤノン純正の「Digital Photo Professional」が利用できます。ニコンユーザーであれば、無料の「Capture NX-D」が用意されています。

主要カメラメーカーの無料ダウンロードは、以下の公式サイトから入手できます。

  • Nikon(ニコン)
  • Canon(キヤノン)
  • Sony(ソニー)
  • FUJIFILM X RAW Studio / SILKYPIX(フジフイルム)
  • OM SYSTEM / Olympus(オリンパス)
  • Sigma(シグマ)

提供されているソフトの品質はピンキリです。ソニーの「Capture One Express」は特に完成度が高い例といえるでしょう。ただ、ほとんどの純正ソフトは一次編集(ファーストパス)には十分な性能を持っています。画像をある程度整えたあと、お好みのエディタに渡してさらに細かい調整を行うのがおすすめの流れです。

なお、一部のメーカーやスマートフォンは、RAW形式として汎用性の高い「DNG」フォーマットを採用しています。DNGはどのRAWエディタでも開けるため、扱いやすいのが魅力です。

2. Apple Photos(写真)

「すでに持っているソフト」という観点では、Macに標準搭載されている「写真(Photos)」アプリも見逃せません。すべてのMacにプリインストールされており、意外にも優秀なRAWエディタとして使えます。

写真アプリは本来、フォトライブラリの管理ツールとして設計されており、iPhoneで大量に撮影する人にとって特に便利です。しかし、編集機能も期待以上の充実度です。かつてAppleが提供していたLightroom対抗馬「Aperture」の機能を多く受け継いでいます。

手早い編集に最適で、大規模なライブラリも比較的快適に処理できます。明るさやコントラストの調整、水平線の補正といった基本的な補正だけなら、写真アプリで事足りるでしょう。より本格的な操作向けに、「トーンカーブ」や「レベル」ツールも備えています。

ただし、いくつかの制約もあります。部分補正(ローカル編集)には対応しておらず、レンズプロファイルも利用できません。また、発売されたばかりの新型カメラのRAWファイルに対応するまで、アプリのアップデートを待つ必要が出る場合もあります。

3. darktable

darktableは、Macで人気の高い無料オープンソースRAWコンバーターのひとつです(Linux版・Windows版も提供されています)。

Lightroomの完全な代替となりうるアプリで、写真の仕分け・管理機能もしっかりしています。プロ仕様の印刷モードに加え、写真に埋め込まれたGPS情報を活用できるマップモードも搭載しています。

RAWエディターとしての完成度も高く、色調やコントラストの調整、ノイズ除去など、求められる機能が一通り揃っています(予想を上回る機能まで含めて)。特に興味深いのが「トーンイコライザー」で、グラフィカルな操作で写真全体の雰囲気を直感的に調整できます。

オープンソースアプリにありがちな傾向として、パワフルである反面、洗練さや使い勝手では商用ソフトに一歩譲ります。基本操作はすぐ覚えられますが、本格的に使いこなすには相応の学習コストがかかる点は覚悟しておきましょう。

ダウンロード: darktable(無料)

4. RawTherapee

RawTherapeeは、MacのほかWindowsやLinuxでも使える、根強い人気を誇るオープンソースRAWエディタです。非常に強力な一方、初回起動時はそのインターフェースに圧倒されるかもしれません。それでも、学ぶ価値は十分にあります。

設定項目の多さは圧巻の一言です。シャープニングのような比較的単純な作業でさえ、他のソフトより複雑に感じることがあるほどです。しかし、細部まで精密なコントロールを求めるなら、これ以上ないアプリといえます。

幸い、現像プロファイルをダウンロードしたり、自分のお気に入り設定を保存したりできます。好みのスタイルが確立できれば、ワークフローを大幅に効率化できます。機能面も充実しており、かすみ(ヘイズ)軽減、レンズ補正など、欲しい機能はほぼすべて揃っています。

RawTherapeeはカジュアルな用途には不向きです。もうひとつの弱点は、ファイル管理機能が弱いことです。導入する場合は、写真の整理は別の方法で行う必要があるでしょう。

ダウンロード: RawTherapee(無料)

5. Picktorial

編集機能よりも、まずは無料のRAWビューアを探しているなら、Picktorialをチェックしてみてください。Mac専用アプリで、強力かつ便利な画像管理機能を備えています。

無料版でも、RAW画像の表示・書き出しが可能です。写真の読み込み、並べ替え、レーティングも手軽に行え、A/BパネルやBefore/Afterパネルを活用すれば、ベストショットの比較・選別もスムーズです。

本格的な編集機能もPicktorial単体で利用できます。こちらは月額サブスクリプションまたは買い切り料金のいずれかで、プレミアム版へのアップグレードが必要です。

ダウンロード: Picktorial(無料/プレミアム版あり)

6. digiKam

最後にご紹介するのもオープンソースのRAWエディタです。digiKamは大型アプリで、ダウンロードサイズは300MB超、インストールには約1GBの空き容量が必要です。しかし、セットアップを済ませれば、その見返りは十分に得られます。

トーンカーブやレベル調整、ノイズ除去、シャープニングといった定番のRAW処理ツールを備えるほか、自動ホットピクセル除去ツールのような珍しい機能も搭載しています。

さらに、Photoshopに近い側面もあります。テキストの追加やペイント系フィルターの適用ができ、SNSアカウントへ直接書き出すことも可能です。

機能が非常に豊富な分、digiKamを使いこなせるようになるまでには時間がかかるでしょう。

ダウンロード: digiKam(無料)

RAW写真の編集をはじめよう

macOSでRAW写真を編集するための優れた選択肢は、今回ご紹介したように数多くあります。とはいえ、「そもそもどんなときにRAWで撮るべきか」「普段はJPEGで撮影しても問題ないのか」と疑問に思う方もいるかもしれません。そのような方は、「RAW vs JPEG」の徹底解説記事を参考にしてください。

また、スマートフォンでも写真を編集したい方は、iPhone向けの無料画像編集アプリ特集もぜひご覧ください。RAW編集に対応したアプリも多数登場しています。

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